Diario di SARUMI

主に旅行記です。
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【6日目】 ミュンヘン観光

2003-08-14 | ドイツ旅行(2003)

起床は8時半を回っていた。
身支度を整え朝食を取りに行く。今日はコンチネンタルではないようで品数が多い。それでも朝はあまり食べない私なので、毎度のごとくパンやらで簡単にする。しかし、ソーセージなんかは食べたので、いつもよりはしっかり目かな。いままでのホテルはダイニングルームに入るとすぐにウエイターさんが、「コーヒーになさいますか?」と尋ねてきたのだけど、ここは尋ねてくれなかった。席に着いて分かったけど、テーブルにちゃんとポットが用意されていたからだった。

朝食後部屋に戻ると、どうも部屋の掃除に来たっぽい。私、誰も来ないと思って、スーツケース広げっぱなししてたのに… ちょっと恥ずかしいやん。
荷物まとめチェックアウト。レセプションは女性の人に代わっていた、残念  そしてスーツケースはフロントに預けておく。

さて、今日は17時頃まで時間が使える。
午前中は駅の西側にあるニンフェンブルク城へ行くことに。駅からは少し離れているので、市電を利用しないと行けない。確かツーリストインフォメーションにバス・市電の路線図が売られてるってガイドブックに載ってたっけ?と、昨日行ったとこと同じインフォメーションを再び訪れてみた。まだ朝だからか、今日は空いている。すぐに順番がきたので、「ルートマップ下さい。」と言うとすぐにくれた。値段聞くと、これはタダとのこと。ラッキー

さっそく市電の駅へ。今日は市内一日乗車券を購入。昨日、一度切符を買ってるので、今日はすぐ買えた。
市電はすぐやってくる。車内は次の駅名が表示されているし、アナウンスもあって分かり易い。
もう着くかという頃、少~し雨が落ちてきた。そういえば今日はお天気悪い。そのせいか昨日より随分と涼しい。しかし、傘はスーツケースの中。ホテルに預けてるわ 

シュロスニンフェンブルクで下車。小雨だったので、帽子で防止(気分転換に、親父ギャグ入れてみました(笑))。
遠くから見るニンフェンブルク城はこれまたすごく綺麗 お城の前は白鳥が浮かぶ運河があるのだけど、お天気悪かったから、写真で見る綺麗な色ではなかったなー。
このお城は本棟だけ見学。写真はノーフラッシュOKと言われたので写し放題。内部もこれまた豪華 途中、美人画ギャラリーという、ルートヴィッヒ1世が愛した美女36人の肖像画がある部屋へ。さすが王に愛されるだけあるなあ。顔は皆、現代風なので、今の美人といっても全然いいよ。あのノイシュヴァンシュタイン城を建てたルートヴィッヒ2世は、ここで生まれたらしい。

ゆっくり内部を観光し終えた後、市電の駅に向かう。館内観光中は、雨が激しく降っていたが、今は止んでいた。駅は行きとは逆方向なので、少し位置が違い、もたもたしてたら、1台乗り過ごしてしまった

次の市電を待っていたら、乗り換えのためか黒人男性が降りてきて、横のベンチに座った。私は暇だったので、ガイドブックを読んでたのだけど、彼はそれを見せてみたいなジェスチャーしてきたので見せてあげた。すると、「アルファベットが載ってない」みたいなことを言う。そりゃそうやろ、これ日本語のガイドブックやもん。さっき「コリアン?」って聞かれたとき、日本人って教えたので「オール ジャパニーズ」と説明。すると、彼はパラパラとページをめくり、やっと見つけた“München”と言う文字を指差し、「日本語でどう書くか?」と聞いてきた。だから“ミュンヘン”って書くと説明。彼は持っていた手帳にカタカナの“ミュンヘン”を見よう見まねでメモった。そして市電がやってきたので「チュス」と挨拶して別れた。ちなみに「チュス」というのは、南ドイツとかオーストリアで使われる、親しい人にいう挨拶(イタリアで言う、「Ciao」みたいなやつか?)

やって来た市電でカールス広場まで行く。ここからは昨日歩いたルートで観光。もう12時を過ぎてしまい、午前中しか食べれないというミュンヘンの白ソーセージは食べ損なってしまった

まずはデパート、カウフホーフでトイレを借りる。昨日買い物したとことは別の方。そのあとカールス広場のヘンケルスへ。ここも昨日の店とはまた別のとこで、買い忘れがというか、追加で買う物が出来たので…。ここではちゃっちゃとお買い上げ。
そこから町並みを写真撮りながら、ミヒャエル教会の中へ。ここはルートヴィッヒ2世の棺がある。まずは教会を見学。そのあと、棺のあるところへ。ここからは拝観料がかかる。入るとすぐに彼の棺が分かる。棺はその他のヴィッテルスバッハ家の人数人と一緒に、手の届く距離で並べられてあった。

その後、これまたヴィッテルスバッハ家の城、レジデンツへ。ここは一番広く、観光時間は余裕で1時間を越えた。チケット購入後、入館しようとしたら、係りの人に止められる。あっ、そういえばガイドブックに、「大きな手荷物は預けるように。」って書いてたっけ?荷物預かり所でカバンと引き換えに番号札を貰う。デジカメとガイドブックは持って行っていいので、子袋をくれた。今回は時間の関係で宝物館には入館しなかったが、次回チャンスあれば行ってみてもいいかな。

その後、レジデンツ近くの建物・教会に立ち寄り、大体の予定は終了。16時頃、かなり遅い昼食。この日の朝食をかなりしっかり目に食べれたからか、その時間でもあまりお腹が空いてない。軽い食事がしたいとウエイターさんに伝えて、勧めてくれたメニューからの中からモッツァレラチーズとトマトをピックアップ。これはイタリアンよな~ 軽めの物ではあるが、量が多いのでお腹は結構膨れる。軽いメニューと言っておきながら、白ワイン頼んでる私… (もう飲み納めだしね)
ここのウエイターさんは今までの中では一番親切で、女性一人旅だったからか、すごく気にかけてくれた。ちゃんと食べ終わった頃に姿を現してくれてお支払いできたしー。外国は、注文したウエイターさんを呼んでテーブルでチェックするのが決まりなので、頃合い見計らって来てくれると有難い。

その後、ホテルに預けていた荷物を取りに行く。今日もお土産1個買い足し、これをスーツケースに入れたかったので、レセプション横のソファーで荷物を詰めさせてもらった。今日買い足した土産物は機内持ち込み禁止のものなのですごく助かる。空港で広げるのイヤやし…。

ここからミュンヘンの空港までエアポートバスで移動。免税手続きとかあったので、かなり余裕を持たせて出発したのに、1時間半もかかり、フライトの2時間前に着き、かなり慌てた。ガイドブックには45分って書いてあったのに~ 道路事情によってかなり違うみたいなので、バスで行く際は要注意かも?ってか、Sバーンで行けばよかったのかも?

空港では着いてすぐにチェックイン。行き先のタグを付けて貰ったスーツケース持って、税関へ(免税品をスーツケースに入れ込んでたので)。ちょっと奥まったとこにあって場所が分かりづらい。ここの職員は、あまり仕事やる気がなさそう。免税の書類見せてるのに、中身は何かと聞くしー。有名なクリスマス用品の専門店のレシートあるのやから、大体分かるやろうに…。ドイツは厳しいのか?
結局、商品を取り出せと言われる。オーストリアではすんなりスタンプ貰えたゾ。おまけにもうタグまで付いたスーツケースで、航空券見せてるのに、「フライトはこれからですか?これからだったらスーツケースをここで預けて 」とか言う始末。こっちが重いスーツケースを預けるため、台に乗せようとしてるのに、立ち上がろうともしてくれへんかった。

やっとスタンプもらって、銀行に行き返金してもらう。
このお金と余ったお金で最後のお買い物。またビール買ってもた それに缶詰のソーセージ。缶詰とかレトルトだと日本に持ち込めるらしいので…。あと目の前にセールの(わざわざ赤マジックで値段が書きかえられた)クッキーがあった。中が見えるような包装で、とても美味しそうだったし、半額だったからつい買っちゃった。

買い物してたらけっこういい時間になり、ゲートに向かう。またもやゲートは一番端で随分と歩いた。搭乗は21時前だったが、もう既に眠い、立ってられへんくらい。席に座ったらすぐ寝たと思う。離陸したの覚えてへんので(苦笑)。

またバンコクまでだったけど、帰りは一滴もお酒は飲まず。あまりの眠たさに気分悪くなりそうだったし、飛行機は結構揺れてたので…。

*** 機内で日付変わるので、続きは翌日へ ***

〔ニンフェンブルク城〕


  
美人画ギャラリーには、ずらりと美女の肖像画が──

 

〔新市庁舎〕       〔旧市庁舎〕
 
 

〔ミヒャエル教会〕    〔ルートヴィッヒ2世の棺〕
 

*** トップの写真 ***
旅の締めくくりの食事