前略。観る側も徐々に「サッカーを観る目を肥えさせて」は？

思えば、あと１ヶ月でＪリーグが始まります!!
グアムキャンプの順調に進んでほしいと思っておりますが、新加入選手が多い事もあり、チームコンセプトを浸透させるのに一苦労でしょう。こういう部分にもコミュニケーション能力というか、全体把握能力というか、普通のビジネス社会で問われる能力が問われているように思われます。

ここ数日のいろんな方のブログやネット情報、そしてサッカー好きの方々の話す機会があるんですが、話題の大半が「キャンプではどうか？」とか「この選手いいよね？」みたいな事ばかりでした。それはそれで良い事なんですが、それってマスコミが雑誌やテレビで特集する延長線上の事ばかりであり、すぐにネタがつきてしまうように思っています。ましてや、チームの中枢の方々は、目先の情報を提供するだけでなく、もっと本質的な課題を提供してもいいように思います。（私は敢えて、ひねくれた視点で書いているんですけど）。


それはどういう事か？というと。

多くの方々はいろんな目的でブログなどを開設しているのですが、全く持って、
どういうチームが好きなのか？とか、将来どういうチームになってほしいのか？という事があまり書かれていません。何を目指してチームを応援するのか？どういう形にシンカしてほしいのか？

おそらく一人ひとりのチーム像ってあると思うのです。しかしまあ、それを各人ブログで明かすという事を私が言う権利もないし、強制力も必要ないんですが。。。
友人と話していてそんな話題になったので書いてみました。

大宮アルディージャを応援する人たちは、大宮アルディージャにどんなサッカースタイルを望むのか？またチーム自体は、どんなチームになってほしいのか？
そういう思いは、リアルに話す人の中からもあまり聞かれません（笑。
誤解が生じるので断っておきますが、

そういう主張がないから、けしからん！っと言っているわけじゃありません。
しかし観る側もチームに何かを求めているはずだし。その要求する質自体も、チームが成長するにつれ、観る側も成長する必要もあるように思えたからです。

陳腐な言い方では、「目が肥える」という事ですが。観る側が「目が肥える」事をしていかないとチームは成長しないと思います。日に日に肥えた目によって、チームに要求する質も変わる。要求も日に日に高くなる。それに応えるために、チームも努力するというサイクル。

このサイクルがないと、チーム側は「この位でいいや」とかになりかねない。もしくは傲慢に聞こえるかもしれないが、チームが気づかない課題をあぶりだす事にもなる。そのためには、限りなく観る側/応援する側も、サッカーに対して「肥えた目」を養っていく事も大事かなって思いました。