前略。大宮 本格化するために、サッカー文化を大宮へ植えるため 大物選手の補強を！

現在、出張中である。Jリーグも中断という事で、東海地区のサッカー熱もいくぶん小康状態だ。もちろんユーロは開催中であり、チェックをしてみたいのであるが、それも無理であり、たんまり容量のあるHDDに頼り、録画をしてきたわけである。

さて。

アルディージャの選手やスタッフたちは、キャンプに出かけたらしい。
公式HPでも連日、詳細が報じられている。まずは怪我をしないようにする事と、
樋口監督がサブ組と思っている選手たちも、いつでも主力と交代されても、
戦力減にならないように、「チームトータル」としてもレベルアップをしてほしいと
思う。

そのためにはサブと観られている選手にも、絶対に試合（形式など）には出場してほしい。実践からしか「検証」はできないのであるから。



今日は、ちょっと視点を変えまして。。。

補強という事です。

まず誤解がないように、そして大前提としての思想は否定していませんという事を書いておきます。
それは、何か？

大宮アルディージャのクラブは、地元選手を優先的に入団させています。
これは大変すばらしい事であり、やっぱり地元選手が入り、活躍する。またジュニア世代から大宮アルディージャに入って切磋琢磨して、その子を近所の人たちが応援に来る。こういう光景が将来あればいいとも思っています。だからこれを私は否定しません。

しかし。

現状では、これだけでは強く、そして勝てるクラブにはならないように、最近思い始めました。これは現状の選手たちを否定しているわけじゃありませんよ。
将来の話をしているのです。


過去、他クラブの歴史をかいま見るにつけ、これは世界でもJリーグでもそうですが、一時代を気づく瞬間ってありますよね。そうするに今ではガンバであり、赤い所であり、アントラーズであり。まあ斑のある時代もあるんですが、そこには必ず未来を作る選手たちがいたと思うのです。

未来を作る選手！

これ、やっぱり大物とされる選手です。名前だけを聞くと客寄せパンダみたいですが、必ず将来のクラブに必要な選手たちがいたんです。


大宮も、本当に大宮アルディージャのために尽力をしてくれる「大物外国人選手」を入団させるべきだと思っています。
まあそれにはお金だけじゃない要素も必要です。
やっぱりフロントの「人」としての情熱だったり、紳士的、だったり。
商売っけだけの入団ではなく、「ヨーロッパの本場」を根付かせるための選手がほしいのです。

アルディージャは、オランダの攻撃サッカーを基本としているらしいです。そのわりには、オランダ人がいない。つまり過去の監督が植えたのかもしれない「オランダの苗」が、しっかり成長しているのか？という疑問もあるわけです。



簡単に言えば、まだ大宮アルディージャには「本場のサッカー」という空気がないのであり、そのためには「輸入」と言われても、本場を持って来る事です。今でもレアンドロが「プロとして真剣にやるとは？」という事を随所に見せるときがあります。しかしそれだけでは足りないように思います。

ジュビロでドゥンガが気合いを入れていたように、チームとしての「本格化」を望みます。シンカではなく、「本格化」へと進んでほしいと思います。


先日、中田英寿のチャリティマッチに行ってきました。その時、あのダーヴィッツが必要していました。いまはアヤックスにいるようです。あの時見せたプレーとか、意気込みは改めて感心させられました。ダービッツはオランダ国内ではもうベテランという扱いらしいです。しかし彼の心身に染み付いたものは、日本国内では全く衰えていなく、むしろ「あこがれ」の光すらありました。

もしダービッツがアルディージャに来てくれたら、と妄想まで浮かびました。
勝つためなんですが、それ以上に大きな事を齎してくれそうに思いました。

３０歳過ぎの過去「大物」とされた選手を、アルディージャに招聘してください。
そこでの経験をアルディージャに注入してほしいと思う。
もちろん観衆へもよい効果が興ると思います。刺激にもなるし、まさにディスカバーすると思うのです。

Jリーグ選手や日本人選手を否定するわけじゃない。

能力がいくらでも増強できる。しかし嵩以上にはあふれてしまう。そのためには嵩を大きくする必要がある。それにはやっぱり、外から引き上げてもらうしかない。
そのために、大物外国人選手が必要である、と。

単純な商業主義ではなく、単年で終わる補強ではなく、サッカー文化を大宮に根付かせる選手の補強を期待します。