祈りを、うたにこめて

祈りうた(伴走  八木重吉と太宰治と)

八木重吉と太宰治と


 詩人の八木重吉は、病んだ我が子の代わりに自分が病みたい、と詩に書いた。作家の太宰治は、子どもより親が大事と思いたい、と小説に書いた。
 どちらもほんとうの親心かもしれない。いや、どちらも真実のニンゲン心
かもしれぬ。

 八木重吉は、生涯、神の手のひらの上で詩を書いた。太宰治は、晩年、神
の手のひらにのりたい思いで小説を書いた。





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