盛川宏氏を偲ぶ
新聞等で既報の通り、盛川宏氏が肝臓ガンのため永眠されました。9月9日、享年74歳でした。
エッセイストであり、つり丸の創刊に携わった初代編集長であり、現在は編集顧問を努める傍ら、創刊以来の7年以上に渡る連載も執筆していました。最新号のつり丸でも、エッセイ、釣魚料理が掲載されていて、訃報がなければまだまだ健在と思えてしまうほどです。
単に魚釣りのみに留まらず、自ら魚を料理し美味を追い求め、その楽しさを幾倍にも広げる方でした。釣りと魚料理を融合させ、広く釣りファンにその楽しさと奥の深さを知らしめた点では、当代切っての作家であったと思います。数多の著書には、釣りと料理の楽しさだけでなく、自然に対する敬意や畏怖も込められています。
魚の「旬」にこだわり、常に最上の味を追う。しかし釣果に対しての執着は薄く、いつも淡々と自然に対峙しながらして釣りを楽しんでおられたように思います。
「釣って成仏、食べて功徳」はまさに名言であり、盛川宏氏の釣りと魚を愛する気持ちが凝縮した言葉です。
つり丸創刊に際して、「釣りの楽しさだけを読者に伝えたい」という理念のもとに、従来の釣り雑誌にはなかった斬新な企画をいくつも世に出しました。そんな誌面作りの末席に加えていただいたことは、私のささやかな誇りです。未熟ゆえに理念を理解できずに何度か叱られたこともありました。釣りに限らず、いろいろなことを教えていただいた方でした。
心よりご冥福をお祈り致します。
他の方々の記事:
http://hashimotokeiko.cocolog-nifty.com/hashikei/2007/09/post_9be0.html
http://blog.goo.ne.jp/sagamian/e/45d3560e6bfc5128ca00e7203f6f5156
新聞等で既報の通り、盛川宏氏が肝臓ガンのため永眠されました。9月9日、享年74歳でした。
エッセイストであり、つり丸の創刊に携わった初代編集長であり、現在は編集顧問を努める傍ら、創刊以来の7年以上に渡る連載も執筆していました。最新号のつり丸でも、エッセイ、釣魚料理が掲載されていて、訃報がなければまだまだ健在と思えてしまうほどです。
単に魚釣りのみに留まらず、自ら魚を料理し美味を追い求め、その楽しさを幾倍にも広げる方でした。釣りと魚料理を融合させ、広く釣りファンにその楽しさと奥の深さを知らしめた点では、当代切っての作家であったと思います。数多の著書には、釣りと料理の楽しさだけでなく、自然に対する敬意や畏怖も込められています。
魚の「旬」にこだわり、常に最上の味を追う。しかし釣果に対しての執着は薄く、いつも淡々と自然に対峙しながらして釣りを楽しんでおられたように思います。
「釣って成仏、食べて功徳」はまさに名言であり、盛川宏氏の釣りと魚を愛する気持ちが凝縮した言葉です。
つり丸創刊に際して、「釣りの楽しさだけを読者に伝えたい」という理念のもとに、従来の釣り雑誌にはなかった斬新な企画をいくつも世に出しました。そんな誌面作りの末席に加えていただいたことは、私のささやかな誇りです。未熟ゆえに理念を理解できずに何度か叱られたこともありました。釣りに限らず、いろいろなことを教えていただいた方でした。
心よりご冥福をお祈り致します。
他の方々の記事:
http://hashimotokeiko.cocolog-nifty.com/hashikei/2007/09/post_9be0.html
http://blog.goo.ne.jp/sagamian/e/45d3560e6bfc5128ca00e7203f6f5156