かなり前に古本屋で見つけた本なのですが、ざっと拾い読みしたまま放っておいたのを年末年始で読み直してみました。
四部構成になっていて、第1部は作家論、第2部は作品論、第3部は思想論、第4部は三島由紀夫の死、という構成になっています。
上の画像は裏表紙のリストなんですが、実際にはこれ以上の評論が載っています。ドナルド・キーンなど。
三島への評価の高いものもあれば低いものもあり、賞賛あれば罵倒あり、死を悼むのもあれば貶すのもあり、とバラエティに富んだ内容で、読むのはかなりハードです。
わたし的に興味の強かったのは、やはり作品論かなぁ、、
三島ファンなら一度は目を通しておいてもよい、という一冊でしょうか。
こちら初出一覧、その1。
初出一覧、その2。
発行は昭和49年。三島の死後4年後ですね。
発行所はわしらの世代ならみんな大好き芳賀書店。
p.s. 今日はまずまず。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます