「壊れにくい自分」をつくる方法 （アルバートエリス）

「逆境が与える試練を受けてたつ」

アメリカの心理学者アルバートエリスの言葉です。

悪いことには　大抵ある程度よい面があります。　学業も人生もそうですが、難しい問題は解いていく過程がおもしろいのです。
例えば、恋愛に破れることは、他の新たな　ひょっとすると　もっと素晴らしい関係を得る機会を与えてくれます。
仕事をクビになることは、あなたに自分のスキルを向上させ、もっと良い仕事を探したり、新しい職業に向けて準備したりするような考え、チャンスを与えてくれます。


えーっ！？　でも病気であることで　いいことなんかあるわけないじゃない！　って　思いますよね。
確かに、病気になったために、あきらめねばならなくなった事はたくさんありますし、自分自身が苦しいだけですまず、家族にまで迷惑をかけることもたびたびです。

しかし、信頼できるドクターと同じ仲間と苦しさを分け合い助け合って前向きに生きることで、強い病気治しの精神が作られ与えられるのです。そしてそこから得た力はとてつもなく大きいパワーになると思うのです。
それは、気がついたら、病気だけでなく、他の面においても　大抵の困難には強く立ち向かえる人間力になっているということなのです。


また病気は、心から信頼ができる友達を作れることができる機会でもあります。　　
それは、学校生活では絶対に与えられない　世代や性差、職業を超えたいろんな人たちと知り合えれるチャンスなのです！　
これは本当にすばらしいことです！　いろんな人との出会いはとても大きい学びです。　マチは学校生活の何倍も学べたと思います。　生きた学びだと思います。

これも　エリスのいう　悪いことには　よい面があるということになるでしょう。

またエリスは　こうもいっています

どんな困難でも、否定的な感情、例えば　悲しみ、苛立ち、不快感を与えてくれます。　
そして、パニック、憂鬱、怒り、自己嫌悪、自己憐憫という自己妨害という試練も同時に与えてきます。

逆境は決して　楽しいこととは言えません。　しかし、それを正しく捉えれば　よいことをもたらします。
これは自分を向上させ、そのよくなった状態を維持する　こころの健康を獲得するまでのプロセスのひとつなのです。

あなたは　「変わるのだ」と本当に決意すれば人生を変えることができます！　意志力をもてば、できるのです！

あなたの意志に決意と行動、つまりパワーを与えればやりとげることができるのです！
（性格は変えられない　　それでも人生は変えられる　　アルバートエリス著より）

難しい書き方をしてしまいましたが、最後に、この「エリスの倫理療法」と出会ったことで素晴らしい精神科医になられた　「流王雄太」氏の言葉を記しておきます。

どんな状況だって、どんな人に否定されたって、夢や希望を持ち続けることができる。　患者を苦しめてるのは、周りの人や状況でなく、本人自身の考えにある。
失敗したからといって、そのことで自分を愚かな人間と決め付ける必要はない。
行動自体は反省しなければならないが、それで自分を最低と評価して落ち込むことはない。人間は生きていることだけで素晴らしい！

人間の見る力はすごい。　人は心に蓋をしなければ、いくつになっても　周りから吸収しながら成長していけるってことは　忘れないで。（それでも　前へ　高橋豊著より）

仲間のみなさん、辛い発作が続いても　心に蓋をしないで、いっぱい仲間や周りからエネルギーを貰って　強く生きていきましょうね！
　
　　　　　　　　　　　　　



　【　9 日　PF朝 350 夜 390　体重55,7 体脂肪27.6　プレドニン５ミリ】