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木陰の椅子

「シニア夫婦二人暮らしのつれづれ」から「一人ぼっちのつれづれ」に。明日も良い日にするために頑張りたいなと思います。

自分にもできる防犯対策

2025-02-03 | つれづれに

我が家近辺は、物騒な年明けになった。
梯子をかけてチャチャチャッとやっただけの瓦工事に50万円支払った、警察官を名乗る電話で50万円を振り込んだ、と2件も。
しかも後者は高齢者ではなく、そのお宅の若い主婦。
かつて我が姉と義姉も、本人たちは納得しないままながら寸でのところで、周りの人間によってくい止められたことがある。
二人の話をきけば、いざその時の❝心❞というのは、思いもしない動きをするみたいだ。

 

先日の出来事以来、自分に出来る防犯対策は怠らないように気を付けている。
台風の時以外は閉めたこともない雨戸は、面倒がらずに夕方には全て閉める。
カメラつきチャイムや防犯砂利を敷くことは昨年のうちにやった。
鍵の周辺だけだったサッシの飛散防止シートの貼り付けも、面積を広くした。

そして今日は、居間のシャッター上げ下ろし用の棒を作った。
考えれば、台風のときでさえ閉めなかった気がする。
長年の開けっ放しで、下ろすにも手が届かず、力いっぱい下ろしても手を離すとダダダッと上がってしまう。
引き下ろし用の棒があるはずだが、見たこともない。

 


そこでS字フックをガムテープで巻きつけてみた。
反対側の曲がった部分は伸ばしたかったが、手指に力のない身、ビクともしない。そのまま巻き付けた。
ケガの功名というか、曲がったままくっつけた部分がシャッターを押し上げる時に使えることがわかり、ちょっとだけ満足感も。

 



この冬最大の寒気がやってくるとの天気予報。
防犯対策もさることながら、そっちはさらに心配になる。


不審な人

2025-01-29 | 一人になって

半月ほど前の夕方5時を15分ほど過ぎたころ(今の時期だからかなり薄暗い)のこと。
まだ明るいうちに2階に上がったから、階下はカーテンは引いてあっても部屋の電気も玄関灯もついていず、留守状態。
もうちょっとで2階での作業もおわりそうな時、誰かが外で何やら呼びかけているような声。窓を開けたが声の主は見えない。
窓を閉めて手を動かし始めるとまた声。「スミマセン」「スミマセン」と言っているような。

反対側の窓を開けると、薄暗がりのなか、男性が道路から叫んでいる。
よく聞き取れなくて3~4度聞き返すと、現場がどうのこうのと言う話らしい。

「現場が始まるんですね、分かりました」と窓を閉めようとすると、「昼間、監督が見つけたんですが、瓦が落ちかけてているんですけど」と言い始めた。
若い男性のようだが、もう顔が分からないほど暗いというのに何言ってるの。
「ありがとう。でもそういうのは親戚がやってくれるから大丈夫です」と男性の声を遮って窓を閉めた。

 薄暗がりのなかの訪問(顔は映っていないがチャイムを鳴らした形跡あり)なんておかしい。
あの執拗な呼びかけ、ひょっとしたら本当に留守かどうかの確認のためだった?
様子見? まずい、今は一人しかいないことバレちゃってる。


急いで階下に降り、玄関灯や廊下、部屋の明かりなどつけまくり、全ての部屋の雨戸もしっかりしめたが、外はもう真っ暗で、間髪入れず夜の暗闇がやってくる。
2泊して午前中に帰ったばかりの次男のお嫁さんに、「これこれこうでビビッてる」とラインすると、すぐに電話がかかって来て、次男(義理)と変わり「管轄の○○警察に報告し、見回りとか要請したら、たまわりましたと言ってたから、大丈夫だから」と言ってくれた。

その夜は、台風の時しか閉めない2階の各部屋の雨戸も全部しっかり閉めて布団に入った。

※雨戸がない箇所のサッシには、飛散防止シートを貼った。


“若きイケメン”と“むさくるしい親父”

2025-01-24 | つれづれに

今日は3ヵ月ごとの歯のメンテナンス。治療と違っていきなり「痛い!」なんてことないし、歯科衛生士の女性が説明しながら優しく丁寧にやってくださるから、治療台でもリラックスしている。
最終チェックは担当医が行うが、長い間担当して下さっていたA子先生が他の場所に開院したため、1年ほど前から弟のM君に変わった。定期的メンテナンスの効果かまだ治療は受けたことないが、口の辺りだけくり抜かれたフェイスカバーの狭いスペースの中で、一部分だけがクローズアップされた部分が、M先生にこねくり回されていると思うと、年甲斐もなく恥ずかしくなってしまうのが毎度のこと。

 

 

かれこれ27~28年ほど前、山仲間T氏、K子ちゃんと3人で奥穂高登山に行った時、かつてラジオで「ぎゅうぎゅうの山小屋で隣に寝るのは“若きイケメン”と“むさくるしい親父”のどっちがいいか」という、若い山ガールの投稿を耳にしたのを思い出し、K子ちゃんに聞いてみた。
「そりゃぁ、若きイケメンでしょ!」と彼女は即答。
女優さんですか? と問われるほどの美人で、自分でもそれを承知しているフシがあるK子ちゃんだ、若きイケメンを逆にドキドキさせてしまうかもしれない。あっけらかんとしたものだ。
人に聞いておきながら、自分に自信のない私は、若きイケメンに無防備な寝顔を見られたら恥ずかしいとか、だからってむさくるしい親父とくっつくのも嫌だとか、答えは出なかった。

そしてその夜。
山小屋はとんでもない混みようで、頭と足の位置を交互にして、1枚の布団に3人が寝るという凄まじさだった。端から順番の流れで知らない男性二人と1枚の布団を分け合う形になり、ちょっとでも身体を動かすと数cmのスペースさえ隣の男性に奪われてしまう過酷さだった。
で、隣の男性だが、疲れきった身体を1分でも早く横にして明日に備えなくてはならない、何より寝場所を確保するのが先決と、隣に来た男性の品定め(?)など考えもしなかった、出来るはずもなかったというのがホントのところ。

M先生のチェックを受けていると、なぜかその時のことが思い出される。
“若きイケメン”と“むさくるしい親父”とどっちがいい?
今なら言える、「そりゃぁ、若きイケメンでしょ!」


頑張ったじゃん自分!

2025-01-22 | 一人になって

ある会の年会費送金のため郵便局に行って、

図書館で借りた本を返却して、新たに借りて、

スーパーと薬局で、メモを見ながら買い物して、

最後にガソリンスタンドでレギュラー満タンに。

 

昨日のこと。
運転嫌い運転怖いで、極度の方向音痴で、車での外出は1回1ヵ所しか行けなかった私が、夫が居なくなって2年5ヵ月経った今日、なんと、5ヵ所への用事のハシゴをこなすことができた。
頭の中で必死にシュミレーションしながら、右折したり左折したりして向かった目的地。
小さな市の狭い狭い市街地でのことながら、2時間超の運転の間、1度も迷わずに帰宅できたなんて、自分的には奇跡。

平成15年4月免許取得。
え? 22年にもなろうとしてるのにそれ? そんなの信じられない…
そう言われそうだが、世の中運転上手運転大好きさんばかりではないのだ。

「まだまだこれからだけど、とりあえずは、よく頑張ったね、自分」

 

返却したのは

借りてきたのは

そして、やはり買っちゃったのは


解放感とツイてなかった年末年始と優しさと…

2025-01-17 | 家族

2025年も明けて今日は17日。
もうどこにも「新年」の気配は感じられない。
記憶の中では、1月いっぱいくらいは新しい年の感覚があったように思うけれど……

 

 

昨年末から元旦まで、群馬に来てから初めて一人で過ごした。
毎年毎年、子供たちが入れ替わり帰省してきて賑やかに忙しく過ごしてきたから、ちょっとホッとして、のんびりと自分ペースの解放的な年末年始だった。


のはずが、ツイてなかった。
まず9月末あたりから始まった右肩の痛みがひどくなってきた。
主治医は「今現在は湿布を貼るぐらいの治療しかない」と。
そして、25日のクリスマスロビーコンサート時に始まった左股関節の痛みが、左足全体にまで広がってしまった。
何時間も立ち続けていたり、腰を曲げ続けていたりすると、股関節、膝、腰などに痛みが出ることが今までに何度かあったから、多分そのせいに違いない。
25
日は通院・かおりちゃんとのランチ、コンサートで朝9時から夕方5時半くらいまで、僅かな時間を除き、とにかく立って、歩いていた。
ついつい油断してしまった。

 


2日からは三男一家が5人で2泊、11日からは次男のお嫁さんが2泊でやってきた。
心配かけたくなくて、平気な顔してかなり頑張ったが、なかなか立ち上がれなかったり、動きによってはへなへなと崩れてしまったりで、けっきょくは事情を話すしかなく、みんなにずいぶん心配をかけてしまった。
お嫁さん方とはずっと仲良しだが、なんといっても義理の息子のお嫁さん。夫もいなくなった今、どこかに遠慮も出てきている自分がいる。
でも、テキパキと立ち働く彼女たちの姿はとても頼もしく、優しい気づかいに溢れていたし、小さい孫娘たちもせっせとお手伝いしてくれて、思いやりに包まれた6日間だった。

で、またまた失敗。
私が動かなくても済むよう、3日夜は正月でも営業の寿司店に行ったのだが、手をつないで歩いていたYちゃんが、「わ~い!」といきなり駆けだした。楽しさから足が痛いのを忘れていた私、つられていつものように第1歩の右足を、そして2歩目の左足を出そうとしてガクッ!
隣にいたお嫁さんがとっさに支えてくれて事なきをえた顛末が……。