ressentiment

暗い愚痴をたらたら綴ります。
掃き溜めなのできれいな話はありません。

subject to ○○

2007-08-20 21:04:01 | Weblog
小さな頃は
目の前に無限の海が広がっていて
それを泳ぎきる自信に溢れてた。

だんだん
海の深さを測れるようになって
手の大きさやジャンプ力がわかってきて
自分とその周りのものは全て有限でしかも不平等であると気付く。



無限ではない海の前に立ち尽くす
その海よりもっともっと小さな自分。



あの子とこの子のトレードオフ
機会費用 資源の希少性
外部性にエージェンシーコスト

いくら自由と呼ばれるものがあっても
たった一人の自分がある限り
たった一人の人間同士がひしめき合う限り
網の目のように張り巡らされ 人と人を結んだ制約の中で
小さく身じろぎするしかない。

最大化してみたところで高が知れてて
嫌になるね。