あれこれ。

明けてもう一週間がたちました。

私も４日から働いておりますが、今日のメンテナンスや納品で
やっとアトリエから松が消え、バケツにたまった根引松の土を
とりながら、片付けをおこなっています。

気持ちのいいものです。
今年も始まるなぁって感じがします...というか始まってますけどね。

今年は絶対当たる！と年始のおみくじ大吉の文章に心躍った
「年末ジャンボ」ももろくも崩れ去り、
今年もギリギリの中を戦う運命にあるようです（笑）。

昨年は、一昨年のセリ購入％の２５％を５０％に引き上げた
ことと、経費削減により、仕事は減りましたが
なんとか利益率を上がらせる（金額は下がってますけど）、
ことが出来ました。

今までもセリに移行することは、無理すれば出来なくも
無かったわけですが、仲卸で購入することで「良い産地に
少しでも還元したい」みたいな気持ちとかが、強くて
利益云々よりも意識してそうしていました。
（貢献出来てませんけどね）

近年の仲卸はその市場とのバランサーとしての役割を
果たすことよりも、注文の残りのみを店頭に置き、
無駄をなくすことに集中しているように思え

地方の市場もそうですが仲卸も花屋をはじめることで、
生き残りをかけた戦いは、昨日の友は...なんとやら
もう「なんでもあり」になってきましたね。

まぁ良いも悪いも無くて、コレが時代なんだなぁって
クールに痛感させられますよ...本当。

俺自身、こういうふうな動きの中、そんな仲卸から
多くの花を買う必要性が無いわけで、
それよりもセリで欲しい産地のものを、相場より若干
高く買ったり、下がりそうなものをマリ買いして
値段を落ち着かせる方が、自分の意志にそっている
という判断をしたわけです。

肝心のお客さんに渡す花の品質は下がってませんし
仲卸の信用は失いますが
うちも厳しいですからね、お互い様です。

でも昨年はその分時間に追われたり（ギリギリまでセリ
してると、活け込み時間に追われる）、

知らない産地さんを買って、がっかりすることも
あったり、会ってみないなぁって思うところもあったりと
良くも悪くも勉強でした。

やっぱりセリは難しいですね。今年はもっと上手くいくと
思うので、楽しみです。

長くなりました。今年もセリ意識で頑張ります。では。