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ぽっちのミニカー人生(ミニカー収集日記)

趣味であるモデルカー収集や最近、興味を持った鉄道、日常生活の出来事を日記風にまとめたブログ

これからの新しいミニカーコレクションの形態

2009-08-25 22:12:24 | ミニカーニュース
本日は、これからの新しいミニカーコレクションの販売形態として、

注目されそうな新製品のご紹介です。


ニッサンのGrCモデルカーで、注目されているメーカーの「Qモデル」から

バリエーション展開が可能な改造パーツつきの商品が発表されました。


モデルカー自体、以前の販売品ですが、付属のデカールと説明書指示の改造で、

同一車両のバリエーション違いが再現できます。

今回の商品は、1990年ルマン24時間レースでP.Pを獲得した

ニッサンR90CKのNO.24号車で、以前発売品は、決勝仕様でしたが、

この改造パーツを使用することで、予選仕様を再現できます。



最近のレーシングマシンは、毎戦ごと仕様が異なったり、また、ロードカーでも

同一車でも、グレードやドレスアップ車など異なる仕様があるので、改造パーツを

モデルカーの付属とする事は、モデルメーカーや購入者にとっても

安価でバリエーション違いの発売やコレクションを楽しめるので、今後、

各モデルメーカーからの市場参入が、期待できそうです。


そして、今までミニカーをコレクションするだけで、一時的であったブームを

支えたコレクターを呼び戻しや改造を楽しむ、新たなコレクター獲得の原動力と

なりそうです。





サークルKサンクス 1/64スケールシリーズ新作発表!!

2009-08-24 21:55:50 | ミニカーニュース
サークルKサンクス 1/64スケールシリーズ第38弾

     「ブリティッシュスポーツカーコレクション」


                          が発表されました。



今回は、歴代のマクラーレンF1、アストンマーチン・新旧007シリーズの

ベース車両・最新のアストンマーチンレーシングカー、ジャガーのCカーと

ニッサンR390の原型であるジャガーXR15など日本人には、おなじみの車種で

サークルKサンクス1/64スケールシリーズ、久々の人気商品となりそうですね。


発売は、9月、楽しみです。

打倒!ポルシェ!  「ニッサン・フェアレディZ Z33 GT300」

2009-08-23 11:13:49 | 所有モデルの紹介
本日、ご紹介するモデルは、エブロ製の


  「03’JGTC GT300チャンピオン  ニッサン・フェアレディZ Z33 」

                              です。




03年、ニッサンは、レギレーションが改正された世界選手権(FIA GT)の

GT2クラスに参戦を目指して開発し、ポルシェのように市販レーシングマシンと

して販売を企画しましたが、実現せず、JGTC GT300向けに改良し、参戦をした

マシンが、今回のモデルです。


当時から、世界的なGT選手権クラス2のシェアは、ポルシェの独壇場で、

この市場に目をつけたのが、ニスモでした。



当時のニスモでは、ニッサングループ内で、存在を疑問視されておりました。

この頃のニスモは、JGTCが中心でしたが、低迷な成績が数年続き、03年に向けて

成績の向上が見られなければ、ニッサンのモータースポーツ活動は、他の部署が

主体となり、ニスモは、会社としての存在が、無くなる程のプレッシャーを

ニッサン本体から受けていたようです。


そのため、ニスモは、国内レースだけではなく、海外のレースにも目を向け、

ポルシェのような、レース活動だけではなく、レーシングカー市販で、企業の

存在価値を目指し、ブランドイメージを育てる戦略に出ました。

この第一弾が、ニッサン・フェアレディZ Z33によるFIA GT参戦でした。

結果的には、この計画は、幻となりましたが、JGTCに転用したマシンが活躍し

参戦初年度でシリーズチャンピオンを獲得しました。


この「ニッサン・フェアレディZ Z33 GT300」のマシンは、改良を加えながら

今現在でも、国内GT選手権に参戦し続けており、本日行われた、

スーパーGT 鈴鹿700kmレースで優勝を飾りました。


本気で、世界選手権参戦を目指したマシンなのか、基本設計がしっかりしており、

03年参戦から今年の参戦まで、6年間トップクラスの戦闘力を示しております。


これほど長期間で、活躍した日本のレーシングカーは、珍しいと思われます。

しかし、海外だけではなく、国内においても、使用するレーシングチームが

少ないのが、残念でなりません。


このような同じ背景状況が、今、FIA GT選手権に参戦している、

ニッサンGT-Rにも言えるかもしれません。


ぜひ、ニッサン・フェアレディZ Z33 GT300のような不運な運命に

ならないように活躍してもらいたいですね。