ミニカーショップレビューの第四回目は、東京・秋葉原にある、
「タムタム 秋葉原店」
です。
タムタムは、関東地区に複数のチェーン店を持つボビーショップになります。
各店舗は、すべて共通の商品を取り扱って要るのではなく、店舗により、扱う商品
が違うようです。
秋葉原店は、ミニカーと鉄道模型を専門に扱っています。
店内は、6割が鉄道模型、4割がミニカーの割合になります。
両商品共に、新製品(2割引)が中心の商品で、他に関連雑誌の販売もあり、週末
にもなれば両コレクターで店内は、繁盛しております。
店員も、常時5~6人程いらっしゃいます。
新製品は、事前に予約できるのですが、利用されている方は、少ないようで、
ショートするような人気商品も、発売2~3日でも購入できる事があります。
また、不定期に、セール品コーナーの入れ変えがあり、ミニチャンプス製の1/43
モデルが、驚くような価格で販売されている事があります。
商品の購入スタイルは、鍵付けガラスケース内に陳列してある商品を店員を呼び、
取り出して貰い、レジにて精算する形になります。
また、こちらの店舗独自のルールなのか、取り出した商品を検品したい際には、
同製品は、3台までしか検品できません。
(ショート気味の商品は、一人一台の取り出しで、検品無しの購入です。)
店舗の方針なのか、よく判らないローカルルールです。
他の製品で、トミカ関連の商品は、箱の両開閉蓋の端にセロハンでテープが付けら
れており、購入意欲を削がれます。
来客者に中身確認のため、開封され箱等の商品状態が、悪くなるのは、判ります
が、コレクターの心理としては、箱も立派な商品なので、売り側から、商品価値を
落とすような行為は、やめて頂きたいです。
全体的に、こちらの店舗では、購入者の心理を理解されていないように感じます。
値札にしても、かなり粘着の強いラベルを使用し、クリアケース等に貼っている
ため、購入後、手を加えないとラベルが綺麗に剥がれません。
店舗の経営方針でしょうが、売り側の都合を購入側に押し付けるのでは、疑問が残
ります。
どのような職業でも消費者の心理を理解できなければ商品は、売れなくなります。
今後、このような問題点を解消しなければ、ボディブローのように、段々と効果的
にダメージを与え経営状態に影響を与えるのではと感じます。
ぜひ、他のショップの販売スタイルを勉強し良い部分を取り入れて、店舗経営に
致していただきたいです。
買い逃した、発売直後の新製品を探すときには、便利なショップです。