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帰農戦士ガンダム オーガニック

かつて、新人類と呼ばれたお百姓さんの記録。

ウスタビガ

2012-11-22 21:25:24 | むし、虫大行進
葉が落ちると緑色の繭が目立つものだが、意外と成虫を見かけることは少ないものだ。繭には必ずといってよいほど産卵してあるのだが、あれは羽化直後に交尾をするものなのか?それとも交尾後に、自分の繭に舞い戻るものなのか??不思議に思っていた。 灯火の下で交尾中のペアを発見♪ やはり、交尾は灯火に飛来した時などにペアリングをするのだな。と言う事は、この後すぐに舞い戻るのか?? きれいな♀に比べて、♂はボロ . . . 本文を読む

地球温暖化の使者 ⑦

2012-10-30 21:35:59 | むし、虫大行進
秋は、我が隊のソーラレイシステム(今回は畑と読む)のメインクロップがマメ科になるのだが、マメ科作物に群がるように飛び回る小さな蝶を見ることができる。 ウラナミシジミだ。 この蝶も暖帯性の昆虫であり、関東地方では南房総が唯一の越冬地として知られていた。のだが、近年越冬可能な場所が北上しつつあるようだ。 . . . 本文を読む

六つ星

2012-08-30 20:57:06 | むし、虫大行進
一口にタマムシと言っても、様々な種類があるものだ。 ムツボシタマムシ ちょっと見ただけでは、蝿にしか見えぬやも知れぬが、立派なタマムシの仲間。よく見ると、美しい金属光沢がある。 羽を開くと、内側は玉虫色。 六つ星というと、前世紀末以来すっかりメジャーになっている南斗六星がある。空の暗いところに行って見るとわかるのだが、夏の天の川は南天でひときわ濃くなっている。この一番濃くなっている場所が南斗 . . . 本文を読む

斑猫の毒 春編

2012-04-10 21:12:54 | むし、虫大行進
ようやく、暖かくなって虫達も動き出したようだ。忍者が暗殺用に用いたと言う「斑猫の毒」を持つ虫を発見! ツチハンミョウ なかなか渋い色合いの、成虫が見られるのはこの時期だけ。 幼虫は、ハナバチの巣で過ごすと言う。ただ、運よくハナバチの巣までたどりつける幼虫はわずかであるため、大量の卵を産む。 その卵で膨れているのであろうな。このお腹は。 . . . 本文を読む

鼻の長い蝶

2012-04-02 20:12:31 | むし、虫大行進
ようやく暖かくなってきた。春一番早く飛び始める蝶は、成虫で越冬するタテハチョウの仲間が多いのだが、この蝶は中でも原始的な種と考えられているようだ。 テングチョウ 頭部に伸びた下唇鬚(パルピ)と呼ばれる器官が長く、まるで天狗のような顔をしている。テングチョウの仲間は全世界に分布しているようだが、日本で見られるのはこの一種のみ。下唇鬚(パルピ)は、他の蝶にも見られるが、テングチョウの仲間では特に発達 . . . 本文を読む