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ROLAND KIRK/VOLUNTEERED SLAVERY (ローランド・カーク)

2007-07-07 13:49:58 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しは、ROLAND KIRK(ローランド・カーク)のVOLUNTEERED SLAVERYです。
今回は、hideが心からお勧めするアーティストです!!
このコーナーはじめるときに、書きたいとすぐに思いついたアーティストの1人で、今までとっておいたアーティストです!!

このアーティストを語る時に、ついて回る形容詞があります。それは「グロティスト・アーティスト」です。
これを聞いて、むしろ興味をそそられる人もいるとおもいますが、JAZZのリスナーには、本来致命的だと思います。
いい忘れましたが、ローランドカークは、JAZZのアーティストです。
今回紹介する、このジャケットもJAZZっぽくないでね。

彼がなぜこんな形容詞がつくかのかというと、彼が主にリーダーとしての演奏するときの独特のスタイルにあります。
彼はサックスをやフルートなど楽器を数本首からぶら下げて演奏します。
しかも交互に演奏するなら、まだ話はわかります。彼は2管を同時に演奏するし、鼻でフルートを吹きます。
そして盲目で、彼は常にサングラスをかけているの為、こわもてなルックスです。
そういう事から、彼にグロティスという形容詞がついたようです。
まあ、普通その話をすると、大体の人は大道芸人?というリアクションが返ってきますね。まあ当然といえば当然ですね。

私は、彼の事を詳しく知る以前にプレイを聞いていました。
私はミンガスのファンで、「Oh Yeah」というアルバムを気に入っていて(ベーシストであるミンガスが、ベースを弾かない異色のアルバムですが)、そのアルバムにフルート奏者として、参加していたので、ファンキーなフルート奏者のイメージをもっていました。その為、先入観少なくはいれました。

このアルバムを聞いていただいたら分かると思いますが、Jazzを好きじゃない人でも十分楽しめる、ブラックミュージックの楽しさが詰まったライブアルバムです。
けっして、見せる為の大道芸ではなく、当然耳で楽しめますよ。
「なぜ、彼は同時に複数の楽器をプレーするのか?」、と考えたことがあります。わたしが思いつくのは、2つの楽器を、リズム的に完全にシンクロさせてハモれる、というのが最大のメリットだと思いますね。他にもいろいろあるでしょうが。
まあ、考えてみたら、ギターやピアノ弾きながら歌を歌ったり、ピアノを両手で違うメロディー弾いたりなどのプレーなど、あたりまえに存在するので、彼にとってはそれと大差ないと思っているかもしれませんね。

彼は実際にアルバムなどを発売していた当時は、評価が高くなく、後に評価を見直され、今も聞かれつづける人気アーティストになったようです。


余談ですが、Rahsaan Patterson(R&Bシンガー/ソングライター)の名前“Rahsaan”はローランド・カークの本名Rahsaan Roland Kirkからとったものなのだとか。
とラサ-ン・パターソンのアルバムのライナーノーツに書いてあったとおもいます。



YouTube動画"Sound" (1966-67), Pt. 1

ローランド・カーク伝という本が、2005年に出ているようです。ローランド・カーク伝 (単行本) Amazon.co.jp
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