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Robert Johnson ロバート・ジョンソン

2010-05-25 00:36:11 | アフロソウルな話
「ギターが上手くなりたければ、夜中の12時少し前に十字路にいって、一人でギターを弾くんだ。そうすると『レグバ』っていう大柄の黒マントの悪魔がやってきてギターを取り上げる。
そうして彼がチューニングして一曲弾いてから返してくれる。その時から何でも好きな曲が弾けるようになるんだ。」

ロバート・ジョンソンは夏のある日、とある十字路(クロス・ロード)でギターがうまくなるために自分の魂を売ることを悪魔と契約した。
やがて彼はBluesで名声を得ることなるが、その日から地獄の番犬に追われ、ほどなく契約通り命を奪われる・・・

遥か遠い昔話のような話しですか、ブルース・ロックファンには広く知られている伝説です。
ロバート・ジョンソンは永らくロックミュージシャンに深い影響を与えています。そして彼の音楽とともにこの伝説も語り告がれています。

ロバート・ジョンソンは1911年生まれのブルース・ミュージシャンです。
このコーナーではブルース・ミュージシャンはB・Bキングを紹介しています。今回紹介するロバート・ジョンソンはB・Bキングより一時代前のアーティトで、アコースティックギターの弾き語りというスタイルです。これはブルースの本来のデルタブルースというスタイルです。


ウィキペディアによると

ロバート・リロイ・ジョンソン(Robert Leroy Johnson、1911年5月8日 - 1938年8月16日)は、アメリカ合衆国ミシシッピ州出身のブルース・アーティスト。1930年代に活躍した。同時代の多くのブルースマンたちや、その後のロックミュージシャンたちに多大な影響を与えたブルースのオリジネイターの一人である。
1936年11月、ジョンソンはテキサス州サンアントニオで初めてのレコーディング・セッションに臨み、3日間で16曲をレコーディングした。1937年6月には二度目のレコーディングのためにダラスに赴き、13曲を残している。彼が生涯に残したレコーディングは、この29曲(42テイク)だけである。

翌1938年にジョンソンは、27歳の短い生涯を閉じている。彼の死因については諸説がありはっきりしない。一説では夫のいる女性に手を出したため、27歳の時にストリキニーネで毒殺された、情事を夫に目撃されてその場で刺し殺されたなどと噂されているが、ジョンソンの妹は病死だったと語っている。上記のクロスロード伝説では、彼を殺したものは悪魔であると語られている。亡くなったミシシッピ州グリーンウッドの町役場に提出された彼の死亡届では、彼の死因欄には「No Doctor」とのみ記載されている。

1989年には、初めてジョンソンの写真が公開され話題を呼んだ。翌1990年には、これまで未発表だった別テイクも収録したThe Complete Recordingsがリリースとなる。このジャケットに使われていた写真は前年公開されたものとは別のもので、これもここで初めて披露されたものであった。今日まで、ジョンソンの写真として一般に知られているのはこれら二点のみである。

とあります。
写真やレコードの少ないことや謎の多いところが、伝説を生んだ要因の気もします。

けど、この伝説はブルースの、とりわけ古いブルースの普及に大変貢献したんではないでしょうか?
というか、この伝説なくして彼の名前と音楽が現在に残っていなかったんではないでしょうか?

私は高校生の頃からロックバンドをやっていました。
そうすると「ブルースを勉強しなさい、クラプトンやストーンズもブルースを聴いて勉強していた」といった事を先輩に言われたり本に書いてあったりしました。
まぁそんな訳でブルースを聴いてみたものですが、あまり楽しくありません。特に古いブルースはまったくと言っていいほどどこがよいのかわかりませんでした。
現在はブラックミュージックは全般的に聞きますが、ブルース、とりわけ古いブルースは聴くことがないですね。JAZZのブルースは大好きなんですが。

私のようなブルースを好きになれなかった者も、この伝説のかっこよさに惹かれなければ、ブルースをそんなに聴くことはなかったと思います。そしてローバート・ジョンソンを聴くことはまずなかったと思います。
その位かっこいいというか惹き付けられる伝説ですよね。

そもそもロックはセンチメンタリズム、ヒップホップはリアリズムな音楽と言われてます。この伝説がロック系のミュージシャンに広まっている事を考えると頷けると思います。

ちなみにこの伝説は映画やドラマ、漫画などのエピソードのモチーフとして取り上げられる事も多いですよ。





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