AFRO SOULでいこう!

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ベイビーフェイス

2010-12-13 22:24:08 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話しはベイビーフェイスです。

皆さん覚えてらっしゃいますか?

90年代に日本では小室哲哉さんがプロデューサーとして一世を風靡したのは知らない人はいないと思います。
その同時代にアメリカで活躍したプロデューサーがベイビー・フェイスです。

アメリカは日本よりはるか昔しからプロデューサーの存在感があり、有名プロデューサーが数々います。ちょっと上げると、バート・バカラック、フィル・スペクター、クインシー・ジョーンズ、ジョージ・マーティン(英)、テディー・ラリーと続けると、聞き覚えある名前があると思います。
先ほどはるかに昔しと言いいましたが音楽業界の歴史が60年くらいなものだと思いますが。まぁ少なくとも100年は切りますね。
エジソンが発明した蓄音機から円盤型のレコードになったのが1889年。日本初の国産蓄音機が発売されたのが1910年(明治43年)頃とあおよそ100年前ですので、だいたいあってると思います。
更に脱線するとアメリカのライト兄弟が飛行機を飛ばしたのが1903年で同時代ですね。そのわずかに63年後の1969年にアポロ11号が月に行ってます。

ずいぶん脱線しましたがベイビー・フェイスは90年代に活躍したプロデューサーで、ミュージシャンです。

当時プロデュースしたアーティストは、ボビー・ブラウン、ホイットニー・ヒューストン、ボーイズ∥メン、TLC、セリーヌ・ディオン、マライヤ・キャリー、マドンナ、JAY‐Z などなど、と素晴らしいアーティストが並びます。
1996年のエリック・クラプトンの"Change The World"のプロデューサーといえば、作風が分かるのではと思います。
作曲家・プロデューサーとして、グラミー賞のベストR&Bソング、ベストプロデューサー、レコード・オブ・ジ・イヤーなどをいくつも受賞してその地位を確立しています。
とプロデュースの方は素晴らしいんですが、ミュージシャンはというと小室哲哉同等に今ひとつパッとしませんね。






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オリバー・ネルソン/ブルースの真実

2010-12-03 08:03:31 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話は、Oliver Nelson / The Blues and the Abstract Truth(オリバー・ネルソン/ブルースの真実)です。1961年の作品。

このコーナーでは、ジャズのアーティストはものすごいビッグネームか、有名でたいていの人が聞き覚えのある曲を紹介してます。ですが今回はジャズ好きな人には結構有名って位の作品です。私は結構好きな作品ですよ。

モダンジャズというのは、基本的には各プレイヤーのアドリブによるソロが利き所です。
ですが、私はこの作品はテーマ部での演奏がものすごく好きなんです。
オリバー・ネルソンというのは、プレイヤーとしての評価よりも作・編曲家としての評価での注目度がむしろ高いようです。そうした特長からか、私はこの作品は、ビッグバンドを聞く感じで聞いていますよ。

私はロックやソウルが好きで、バンドをしていたんですが、コード(和音)はピアノかギターで引くって感覚でいたんですが、それぞれの管楽器が合わさって和音になってメロディーと和音部が入れ替わるこの曲などを聞くと、いままで人の楽器出ている音に対して、すべてウをきちんと把握していない事を思い知らされ、音楽に対する感覚がかわりました。
そればで無駄な音や意味のない音を無神経に出していたんだなあと思い知らされました。

この作品はタイトルにあるようにネルソン流にアレンジされたブルース集です。ロックバンドなどされてる方はブルースに興味ある方が多いのでお勧めですよ♪


プロフィールです。
 1932年6月4日ミズーリー州セントルイスの音楽一家に生まる。47年にプロ活動を開始し51年にはルイ・ジョーダン楽団に在籍。54~58年の間にワシントン大学とリンカーン大学で作曲と楽理を学ぶ。59年にルイ・ベルソン楽団、60~61年にクインシー・ジョーンズ楽団にそれぞれ在籍した。59~61年の間は自己の作品を録音し、作編曲家として大きな評価と名声を得る。62年にはジミー・スミスの編曲を担当し、ウェス・モンゴメリーらにも編曲を提供した。また自身のビッグ・バンドを結成し海外のジャズ・フェスティヴァルにも出演したり、ニューヨークやロサンゼルスでのライヴ活動も積極的に行なった。67年西海岸に移住しTVや映画のスコアを手掛け名声を高めた。1975年10月28日死去。






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Al Green Gets /Let's Stay Together

2010-11-22 22:47:34 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話しはアル・グリーンです。
割りと最近このコーナーではだいたいの方が知ってるとか聞き覚えがあるというような有名なアーティストばかりを紹介してましたが、今回は久々にちょいマイナーなアーティストになります。
と言ってもソウルファンにはかなりメジャーなアーティストですよ。

アル・グリーンは70年代前半に活躍したシンガーです。
70年代ソウル界最大のセックス・シンボルとも言われた事もあるようですよ。

アル・グリーンの全盛期はハイ・レコードに所属していました。
ハイ・レコードはサウスのメンフィスにあった会社です。
私が好きなオーティス・レディングのスタックスレコードもメンフィスという事で、サウンドが似ていますね。
実際にハイは後発ですので、意識していたんじゃないかと思います。

私はスタックス大好きですので、ハイのアーティストも好きですよ。特にアル・グリーンは一時期凄くはまっていました。
ハイレコードの中でもアル・グリーンはポップ感覚があり、誰でも割りとすんなり入りやすいと思います。
同時期にフィラデルフィアで人気のあったフェリーソウルのアーティストもファルセットで歌うスタイルですが、フェリーはファルセットでも歌い上げる感じなのに対して、アル・グリーンの方が耳元で囁くような歌い方で、このあたりが人気になったんではないかと思います。


Wikipediaからプロフィールを

子供のころは家族でザ・グリーン・ブラザーズというグループを作り、ゴスペルを歌っていた。高校時代もアル・グリーン&クリエイションズというグループで活動していた。1969年、ハイ・レコードのプロデューサー、ウィリー・ミッチェルと出会い、1970年のアルバム"Al Green Gets Next To You"と翌年の"Let's Stay Together"がヒット(タイトルトラックは全米シングルチャートで1位を獲得[1])、一躍スターとなる。

1974年、グリーンは彼のガールフレンドから熱湯を浴びせかけられ、重度のやけどを負ってしまう。その後彼女は自殺。この出来事に深く心を痛めた彼は牧師になる決意をした。1980年代以降はゴスペル・シンガーに転身、また牧師として宣教活動に力を入れた。

1984年には彼の姿を追ったドキュメンタリー映画"The Gospel According to Al Green"も製作された。

1990年代後半より、ゴスペルと並行してソウル・シーンに戻ってきている。

彼の楽曲は「パルプ・フィクション」や「ノッティング・ヒル」など、映画の中でもよく使われている。





素晴らしい


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Prince

2010-11-08 21:57:13 | アフロソウルな話
久々アフロソウルの話しです。
このコーナーはブラックミュージックのというかブラック系のアーティストやブラック系カルチャーの映画などを紹介しています。
気がついたら前回100回目でした。
オーティス・レディングを2回紹介していますので、今回記念すべき100作品(人目)になります。

さて、すでに巨匠やスターはだいたい紹介したなぁ、誰にしようかなぁと考えていました。
すると80年代のビッグネームが残っていました。

前置き長くなりました。今回紹介するのはプリンス(『The Artist Formerly Known As Prince』(かつてプリンスと呼ばれたアーティスト)) です。
まずはプロフィールから。ウェキペディアから

1978年のファーストアルバム以降、ロック、ファンク、ソウル、ブルース、ジャズ、ニュー・ウェイヴ、ヒップホップを自在に取り込んだ唯一無二のスタイルで音楽を創造しつづけ、第一線で活躍しながら多くの信奉者を生んでおり、俗に言うミネアポリスサウンドの中心的存在である。一方、その強すぎる個性や存在感から「聴かず嫌い」され易く、批評家達の間でも賛否が大きく分かれるミュージシャンの一人でもある。多種多様な楽器を演奏できるのに加え、ジェームズ・ブラウンの流れを継いだ滑る様なステップやスプリット(股割り)、マイクスタンドを用いたさまざまな技などのダンスパフォーマンスの才能においても観客を沸かせることが出来たが、近年ではそれらのパフォーマンスを行うことは殆ど無くなってしまった。

ローリング・ストーン誌の2007年11月号の企画、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」に於いて第1位。

初期のころからセクシャルなイメージが強く、「I Wanna Be Your Lover」のミュージックビデオにビキニパンツにレッグウォーマーという衣装で出たり、アルバム「Lovesexy」のジャケット問題、さらには臀部が全開のパンツでパフォーマンスしたりと様々な逸話がある。またアルバム「Purple Rain」は収録曲「Darling Nikki」の露骨に卑猥な歌詞によりティッパー・ゴアによる「問題のある内容のレコード」に貼るウォーニング・ステッカーの第一号となった。しかし近年では、改宗を期に「古くからのファンも家庭を持つ年齢になったから」とセクシャル路線をやめることを宣言した(後はマドンナに任せるとも言っている)。ワーナーとの契約解消以降はアルバムの販売なども特殊な方法をとることが多く、日本での露出は同い年のマイケル・ジャクソンやマドンナと比較しても極端に少ない。


ほんと最近の若い方には知らない人も多いとおもいますし、知っていても名前くらいな感じではと思いますが、ドウでしょう?
ですが80年代にアメリカの男性アーティストというとマイケルかプリンスでした。
雑誌でも「天才2人の徹底比較」みたいな特集を何度も目にしたものでしたよ。
しかもどちらかというとマイケルはエンターテーメント的な評価で、アーティストとしての評価はプリンスの方が高かったと思います。

ですが、私もプリンスというと奇行のイメージがマイナスで、なかなか好きになれず今に至っています。更に突っ込んでいうと、黒人の歌いかたの系統にすんなり入れれないし、白人的なわけでもないというオリジナリティーの強い歌い方が好きになれなかったというのもあります。(マイケルも独特で似たようなものですが、マイケルがやはりポップ感が強いですね。)

Prince I Would Die For You Live 1985

いまや日本では知らない人がいない曲




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THE PLATTERS (プラターズ)

2010-06-22 13:51:29 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しはプラターズです。

プラターズはどちらかというとポップスのグループというくくりですから、このコーナーで紹介するのはためらわれますが、そうは言っても黒人のグループという事で。

私より上の年代の方にとってはプラターズはなんの説明もいらないんじゃないかと思います。
若い人にとってはグループ名でピンとこない人が多いんじゃないかとも思いますが、曲を聞けば誰でも聞き覚えがあるんじゃないかと思います。

1953年に米国ロサンゼルスで結成されたR&B黒人男性5人組コーラス・グループ。同年レコード・デビュー。55年時点で男女混成5人編成に変わる。同年「オンリー・ユー」で初ヒットを記録。美しいコーラスを売りに、主にソフト・バラードをレパートリーとし、多くのヒットを飛ばしました。代表曲「グレイト・プリテンダー」「マイ・プレイヤー」「バーバー・ライト」など。 1990年にロックの殿堂入り。


このプラターズのヒット曲の数々はハリウッド映画などで何度となく使われてますし、日本のドラマやCMなどにも度々使われています。

私と同世代の方は、プラターズのヒット曲で印象が深いのは、ものまね四天王で活躍された、グッチ裕三さんとモト冬樹さんのビジーフォーのものまねでご存知の方が多いんではないかと思います。
ものまねを観てた頃の私は、ビジーフォーさんのものまねの元ネタを知らないため、正直「誰それっ」て感じでした

それにしてももう少しグループ名が広く知られていてもいいかなぁと思いますが

THE PLATTERS - ONLY YOU

Platters - Smoke Gets In Your Eyes

おまけ
ビジーフォー プラターズのまね オンリー・ユー The Platters

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Mahalia Jackson(マヘリア ジャクソン)

2010-06-15 22:40:43 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話しはマヘリア・ジャクソンです。

ジャクソン姓ですがマイケルのジャクソンファミリーではありません。

マヘリア・ジャクソンはポップス(ポピュラー)ミュージックのシンガーではありません。ゴスペルシンガー、特に女性ゴスペルシンガーで最も有名なシンガーの一人です。

このblogでもゴスペルってワードは度々登場しますが、ゴスペルってご存知でしょうか?

私も実はあまり詳しくなく、黒人音楽を理解したければゴスペルを知る必要があると言った話しで聴いてみたのが始まりで、アーメン進行と言ったコード進行があるとか、断片的な知識がある程度です。
一般的には教会音楽・黒人霊歌と言った説明や、アレサ・フランクリンやJBにサムクックをはじめ多くのソウルシンガーが、ゴスペルシンガーから歌手生活をスタートさせたと言った話しで、ご存知の方も多いと思います。

近年ではゴスペラーズの活躍でゴスペルを知った方も多いでしょうか?

ゴスペルをWikipediaで調べると
ゴスペル(Gospel music)は、アメリカ発祥の音楽の一ジャンル。元来はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽。ゴスペルは英語で福音および福音書の意。ゴスペルソング、またゴスペル音楽(ゴスペルおんがく)ともいう。

奴隷としてアメリカ大陸に連行されたアフリカ人は彼ら独自の言語・宗教などをいっさい剥奪された。その苦しい状況下で、彼らのうちのある人々は、救いを与えるゴスペル(福音)と出会い、個人的なキリスト教への改心を経て、神に彼ら独自の賛美をささげるようになった。こうしてアフリカ特有の跳躍するリズム、ブルー・ノート・スケールや口承の伝統などとヨーロッパ賛美歌などの音楽的・詩的感性が融合してスピリチュアル(黒人霊歌 negro spiritual などとも言う)という現在のゴスペルの基調となる音楽が生まれた。後年になってジャズやロックなど様々なジャンルと結びついてその音楽性は今も進化し続けている。

とあります。


私もゴスペルを勉強の為にいろいろ聴いてみましたが、個人的にマヘリア・ジャクソンは素晴らしいと思いました。
まぁ簡単にいうとソウルファンが楽しめるシンガーと言う説明が適当な説明になるかもです。

ちなみに近年ではR&Bと区別つかないようなゴスペルもあります。
ゴスペルは神に対するLOVEで、ポップスは人に対するLOVEの違いと言ったような、歌詞の違いだけといった解説もありました。

ゴスペルは現在あるブラックミュージックに与えた影響が最も強いと思っているんで、私の息子のシオンが赤ちゃんの頃に、将来黒人音楽が理解出来るように、マヘリア・ジャクソンを子守唄がわりに聞かせていました。
そのお陰か、最近シオンの大好きな曲はクランプのドキュメンタリー映画ライズのサントラに入っているバージョンのゴスペル曲のOh Happy Dayです。ちなみにこの曲、映画「天使にラブ・ソングを2」でも使われてますが、シオンはライズのバージョンがお気に入りです。

Dr Martin Luther King Jr Tribute Been Buked Mahalia Jackson


おまけRize OST - Oh happy Day
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アーノルド坊やは人気者

2010-05-31 00:57:47 | アフロソウルな話
今回アフロソウルの話し特別編て感じです。
昨日の新聞で知ったのですが、アメリカの人気テレビ番組「アーノルド坊やは人気者」(1978年~1986年)で主役のアーノルド・ジャクソン役(当時11歳)で人気を博したゲーリー・コールマンさんがなくなられました。42歳だったそうです。

私も子供の頃大好きでいつもみてました。
アメリカの雰囲気をこのドラマによって知った部分も大きいような気がします。
お兄さんの彼女役としてジャネット・ジャクソンも出演されてました。
下動画ジャネットが歌歌ってますよ
Janet Jackson sings on Diff'rent Strokes


私が子供の頃、「アーノルド坊やは小人症でほんとは大人なんだよ」というような噂話を何度も耳にして、信じていました。
ところが今度の訃報で、ほぼ私と同世代という事を知りびっくりしました。
ご冥福をお祈りしたいと思います

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Robert Johnson ロバート・ジョンソン

2010-05-25 00:36:11 | アフロソウルな話
「ギターが上手くなりたければ、夜中の12時少し前に十字路にいって、一人でギターを弾くんだ。そうすると『レグバ』っていう大柄の黒マントの悪魔がやってきてギターを取り上げる。
そうして彼がチューニングして一曲弾いてから返してくれる。その時から何でも好きな曲が弾けるようになるんだ。」

ロバート・ジョンソンは夏のある日、とある十字路(クロス・ロード)でギターがうまくなるために自分の魂を売ることを悪魔と契約した。
やがて彼はBluesで名声を得ることなるが、その日から地獄の番犬に追われ、ほどなく契約通り命を奪われる・・・

遥か遠い昔話のような話しですか、ブルース・ロックファンには広く知られている伝説です。
ロバート・ジョンソンは永らくロックミュージシャンに深い影響を与えています。そして彼の音楽とともにこの伝説も語り告がれています。

ロバート・ジョンソンは1911年生まれのブルース・ミュージシャンです。
このコーナーではブルース・ミュージシャンはB・Bキングを紹介しています。今回紹介するロバート・ジョンソンはB・Bキングより一時代前のアーティトで、アコースティックギターの弾き語りというスタイルです。これはブルースの本来のデルタブルースというスタイルです。


ウィキペディアによると

ロバート・リロイ・ジョンソン(Robert Leroy Johnson、1911年5月8日 - 1938年8月16日)は、アメリカ合衆国ミシシッピ州出身のブルース・アーティスト。1930年代に活躍した。同時代の多くのブルースマンたちや、その後のロックミュージシャンたちに多大な影響を与えたブルースのオリジネイターの一人である。
1936年11月、ジョンソンはテキサス州サンアントニオで初めてのレコーディング・セッションに臨み、3日間で16曲をレコーディングした。1937年6月には二度目のレコーディングのためにダラスに赴き、13曲を残している。彼が生涯に残したレコーディングは、この29曲(42テイク)だけである。

翌1938年にジョンソンは、27歳の短い生涯を閉じている。彼の死因については諸説がありはっきりしない。一説では夫のいる女性に手を出したため、27歳の時にストリキニーネで毒殺された、情事を夫に目撃されてその場で刺し殺されたなどと噂されているが、ジョンソンの妹は病死だったと語っている。上記のクロスロード伝説では、彼を殺したものは悪魔であると語られている。亡くなったミシシッピ州グリーンウッドの町役場に提出された彼の死亡届では、彼の死因欄には「No Doctor」とのみ記載されている。

1989年には、初めてジョンソンの写真が公開され話題を呼んだ。翌1990年には、これまで未発表だった別テイクも収録したThe Complete Recordingsがリリースとなる。このジャケットに使われていた写真は前年公開されたものとは別のもので、これもここで初めて披露されたものであった。今日まで、ジョンソンの写真として一般に知られているのはこれら二点のみである。

とあります。
写真やレコードの少ないことや謎の多いところが、伝説を生んだ要因の気もします。

けど、この伝説はブルースの、とりわけ古いブルースの普及に大変貢献したんではないでしょうか?
というか、この伝説なくして彼の名前と音楽が現在に残っていなかったんではないでしょうか?

私は高校生の頃からロックバンドをやっていました。
そうすると「ブルースを勉強しなさい、クラプトンやストーンズもブルースを聴いて勉強していた」といった事を先輩に言われたり本に書いてあったりしました。
まぁそんな訳でブルースを聴いてみたものですが、あまり楽しくありません。特に古いブルースはまったくと言っていいほどどこがよいのかわかりませんでした。
現在はブラックミュージックは全般的に聞きますが、ブルース、とりわけ古いブルースは聴くことがないですね。JAZZのブルースは大好きなんですが。

私のようなブルースを好きになれなかった者も、この伝説のかっこよさに惹かれなければ、ブルースをそんなに聴くことはなかったと思います。そしてローバート・ジョンソンを聴くことはまずなかったと思います。
その位かっこいいというか惹き付けられる伝説ですよね。

そもそもロックはセンチメンタリズム、ヒップホップはリアリズムな音楽と言われてます。この伝説がロック系のミュージシャンに広まっている事を考えると頷けると思います。

ちなみにこの伝説は映画やドラマ、漫画などのエピソードのモチーフとして取り上げられる事も多いですよ。





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The Coasters - Charlie Brown ザ・コースターズ

2010-05-19 00:28:28 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話はザ・コースターズのチャーリー・ブラウンです。
58年の作品です。
リズム アンド ブルースのコーラスグループなんですが、その中でもノベルティーと呼ばれるスタイルのグループです。
私はこのコースターズを初めてきちんと聞いたのは、アトランティックレーベルのコンピレーション・アルバムでした。
英語が得意でない私は、ちょっとユニークだけどドリフターズのようなコーラスグループと思って聴いていました。
しかしドリフターズはラブソンですが、コースターズは身近な出来事や人物を、掛け合いをしながらコミカルタッチにコーラスをするスタイルとちょっと違っていたようです。
まあ簡単にいうと色物っぽいかんじといっていいんでしょうか。
ちなみにこのチャーリー・ブラウンは子供向けTVに使われていたそうです。

TVに使われたと書きましたが、このチャーリーブランというのは有名な「スヌーピーとチャーリー・ブラウン」の作品を直接歌った歌詞ではなく、クラスのいじめらっれっこを歌った歌詞なんだとか。アメリカでは「チャーリー・ブラウン」をいじめられっこの代名詞といて使う事があるんだとか。日本でいうとこの「のび太くん」といったところでしょうか。

コミカルソングというといい加減な作品のような気がするかも知れませんが、コースタズの作品の多くは有名なソングライターチームが手がけているんです。
このチャーリーブラウンもですが、ロックンロール史上最も重要なソングライター・コンビのLeiber-Stoller(リーバーとストーラー)コンビ作の曲です。 リーバー&ストーラーはコースターズの他にエルヴィス・プレスリーにはHound DogやJailhouse Rockなど、ベン・E・キングにはStand By Me、The Driftersには1956年にルビー・ベィビーの他Save The Last Dance For Me(ラスト・ダンスは私に)、On Broadway、Up On The Roofなどたくさんの名曲を書いているんです。

といった具合に本格的なコーラスグループです。
日本のドゥーワップグループの代表的なグループ ラッツ&スター(シャネルズ)のリーダー鈴木雅之も影響を受けたとグループとして紹介されていた事もありましたよ。

このグループ名の由来はジェットコースターの方でなく、ウエストコースと出身が由来なんだとか。


The Coasters - "Charlie Brown"


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Horace Silver /Opus de Funk ホレス・シルバー

2010-05-06 13:05:10 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しは、ホレス・シルバーのオパス・デ・ファンクです。53年の作品になります。

JAZZの作品になります。最近このコーナーJAZZ系多いですね。

このタイトル 「オパス ・デ・ファンク」というのは ファンクの曲って意味です。
ジャズファンには説明するまでもないですが、ホレス・シルバーは、ファンキージャズの父と呼ばれています。また、ハードバップと呼ばれる、ジャズ全盛期50年代60年代のスタイルを作り出した一人です。

JAZZを聞かない洋楽リスナーの方にはファンクの父といえばジェームス・ブラウンのイメージでしょうから、「んん?」って感じじゃないでしょうか?

しかし、この「オパス デ ファンク」という作品が、「ファンク」という言葉が曲のタイトルにはじめて使われた曲と言われています。(真偽不明)

ファンクの語源説をネットで調べてみるとフランス語源・スペイン語源・ラテン語源・アフリカ語源など諸説あります。
意味はほんと簡単に言うと「臭い」とか「土俗」的とかいわれます。

手元に資料がないため、以下記憶で話すんですが、ホレス・シルバーが何かのインタビューで、父方のポルトガル系の言葉が由来で、シルバーが曲に使う事で一般的に広まったと語っていた……ような記憶があります。
アメリカ生まれのスラングのイメージでしたので、マジで?って驚いた記憶があります。
詳しい方フォローいただけると喜んびます。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホレス・シルヴァー(Horace Silver, 本名:Horace Ward Martin Tavares Silver, 1928年9月2日-)はコネチカット州ノーウォーク出身のジャズ・ピアニストで、ファンキー・ジャズの代表的なアーティスト。特色のあるファンキーなプレイスタイルで知られ、ハード・バップの発展に寄与する。
彼はゴスペル音楽やアフリカ音楽、ラテン音楽等幅広い音楽のスタイルに影響されている。





Jazz Globus 2008 - "Opus de Funk"

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THE MAR‐KEYS

2010-04-19 00:38:17 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しはTHE MAR‐KEYSです。
今回久々R&B(ソウル)ネタですね。
とはいえインストルメンタルですが。

このマーキーズってご存知ですか?

ソウルファン、中でもサウスソウル好きの方にはご存知と思いますが、ソウルファン以外の方には名前すら聞いた事がないかもですね。

このマーキーズはメンフィス スタックススタジオの専属のスタジオミュージシャンのバンドです。

私はこのコーナーで、ソウルが好き。しかもメンフィスのスタックスが最高に好きです。と何度も話しました。

それはもともとスタックスに所属するオーティス レディングやサム&デイブが大好きで、サウンドがいいなぁって思ってました。
そこでスタックスの他のアーティストを聞くとサウンドがいいと思うようになり、スタックスレーベルのファンになりました。

考えてみるとスタックスのサウンドが好きって事は、スタックスのプレーヤーが好きなんだという事に気がつきました。
そしてそのスタジオミュージシャンがMG'SやTHE MAR‐KEYSとして活動し、シングルやアルバムが出ている事を知り、聴くようになりました。
ちなみにリズム・セクション(MG'S)でホーン・セクション(マーキーズ)です。

オーティス・レディングやサム&デイブなどのアーティストを好きな方には、是非おすすめですよ。
オーティスなどの曲の歌の合間や前奏、バックでかっこよく響いているホーンを堪能できますよ!!




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jimmy smith(ジミー・スミス)

2010-04-05 22:54:05 | アフロソウルな話
久々アフロソウルの話しです。
これは、ブラックミュージックを幅広く紹介して行こうっていうコーナーです。
今回はジミー・スミスを紹介します。

前回ヴィブラフォーン奏者のミルト・ジャクソンを紹介しました。
今回紹介するジミー・スミスはジャズのオルガン奏者の第一人者です。
オルガンて楽器は前回のヴァイブと鉄琴みたいに、小学校にあったリードオルガンのイメージが強いですね。ここで言うオルガンは、ハモンドオルガンという電子オルガンの一種です。
ちなみに西洋ではオルガンというと通常パイプオルガンをさすそうです。教室にあったオルガンはアコーデオンやハーモニなどとおんなじくくりとしてリードオルガン類と分類されているそうです。
一般的なイメージとしてですと、オルガンはソウルやR&Bのイメージが強く、ジャズとしてはイメージしにくいではないでしょうか?

まぁ逆にいえばソウルやR&Bのファンにはすんなり受け入れられるのではと思います。


ジミー・スミスはジャズファンの間では有名なプレーヤーですが、一般的にはそこまで知られていないかもですね。
とはいえ、マイケルジャクソンのBADでプレイしているので、ほとんどの方が実際には耳にされていると思います。

ジミー・スミスはピアニストの両親のもとに育ち、幼少からピアノを演奏します。
ピアニストとして50年代にデビューし、28歳でオルガン奏者としてデビューします。70年代10年間の活動休止を挟み近年まで精力的に活動2005年になくってます。
彼はB‐3と呼ばれるハモンド・オルガンが彼のプレイにより広く浸透し、60年代のアメリカ音楽にそのサウンドが定着しました。




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ミルト・ジャクソン(MILT JACKSON)

2010-03-14 15:09:51 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しはミルト・ジャクソンです。

ほんと久々このコーナーです。
ほんと忘れた頃にっていうか、記事を書いてる私がこのコーナーの存在を忘れがちですから…。

ミルト・ジャクソンの名前はジャズファンで知らない方はまずいないと思いますし、知らなくてても彼を中心としたバンド、モダンジャズカルテットの名前は聞いた事があるという人が多いのではと思います。

ミルト・ジャクソンは主に50年代~80年代を中心に永く活躍したジャズミュージシャン。
ヴィブラフォン奏者です。
このヴィブラフォンという凄く楽器は簡単にいうと鉄琴です。
鉄琴の下に共鳴管という筒があって、筒にプロペラがついていて音の振動(バイブレーション)を調整できる楽器です。

私もジャズを聴くようになるまで、そんな楽器がある事も知りませんでしたし、鉄琴のような楽器が使われている事も知りませんでした。

私は小学校の音楽の時間のイメージで、あの独特のバチをもつ感じが、カッコイイ姿を想像しにくかったんですが、ミルト・ジャクソンのサウンドを聴くとそんな想像をまったく打ち消されます。

ヴィブラフォンのサウンドは聴いていただければすぐ分かりますが、ピアノよりも繊細な音色で、上品なイメージ。それだけじゃなく打楽器でもある為、ファンキーなグルーブ感あるサウンドにも向いいます。

そのヴィブラフォンの第一人者がミルト・ジャクソンになりますよ。

ジャズというとピアノやトランペット、サックスといった楽器に注目が集まりますが、ジャズをちょっとしか聞かない人にも、こういう独特な楽器にも注目して聴いてみるとまた面白いと思いますよ。

ミルト・ジャクソン(Milt Jackson、1923年1月1日 - 1999年10月9日)は、アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト出身。トランペット奏者のディジー・ガレスピーに招かれニューヨークへ行き彼のバンドでプレイ。後、セロニアス・モンク、チャーリー・パーカー、レイ・ブラウンらと共演を重ねる。 1951年にミルト・ジャクソン・カルテットをジョン・アーロン・ルイス(ピアノ)、パーシー・ヒース(ベース)、ケニー・クラーク(ドラム)らと結成するが翌年にはモダン・ジャズ・カルテット(MJQ)となる。以降はモダン・ジャズ・カルテットのメンバーとして活躍する。



 



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天使にラブソングを(サウンドトラック)

2010-01-24 22:31:03 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルの話しは「天使にラブソングを(原題: Sister Act)」のサウンドトラックです。
先日テレビ放送で久々にこの映画を観ました。
そういやこのサントラ持ってたなぁって事で書くことにしました。

「天使にラブソングを」というと一般には1より2の方が馴染み深いんじゃないかと思うます。 ローリン・ヒル出演ですし。

私は両方みましたが、一作目の方が好きですし、音楽的にも一作目が好みです。
というのも60年代ソウルの曲がふんだんに使われているからです。

このサントラの面白いところは、主演のウーピー・ゴールドバーグがメジャーなソウルミュージックを歌ったり、白人のコーラスによるソウルミュージックがあったかと思うと、エタ・ジェームスなど日本ではちょい通好みのソウルが入っていたり、当日人気だったC&Cミュージックファクトリーがあったりとバラエティ豊かな作品が1枚のアルバムに収められているところです。

ウーピー・ゴールドバーグや白人のコーラスのソウル(ゴスペル?)はどちらかと言うと上手とは言えず、下手ウマに仕上がっているところが個人的にはなんとも言えない魅力です。
その下手ウマ具合が、むしろ黒人音楽の特色的なものを、聴く側により伝わえてるように思います。




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Dexter Gordon/Cheese Cake

2010-01-02 02:02:48 | アフロソウルな話
今回のアフロソウルな話しは、デクスター・ゴードンのチーズケーキです。62年の作品です。

このコーナーほんと久しぶりです。
なかなかblogにじっくり向き合う余裕がなくって、ついついサボってました。

この曲は、ジャズの名曲中の名曲ってわけではないですし、デクスター・ゴードンが超有名なプレイヤーってわけでもありません。
とはいいましてもハートバップと呼ばれる、50~60年代に流行したジャズの中の一ジャンルの名曲の一つですよ。

私の中で「おしゃれな曲」って真っ先に思い浮かぶのがこの曲です。

シンプルなベースのウォーキングとドラムのリズムに、シンプルでいて甘酸っぱい感じがするメロディーのサックスがのっかって来ます。
テーマ部分だけじゃなくソロになってもこの甘酸っぱさが消えないところが、この曲のおしゃれな感じをだしてるんではと思います。

日本で人気あるクルールストラッテンのソニー・クラークがピアノなのも甘酸っぱい感じをUPしてるかもですね。

インストロメンタルの曲。特にジャズで思うんですが、歌詞がない中でメロディーのみでタイトルがイメージできるっていうか、逆にタイトルからメロディーが発想される感じって、ほんと音楽的なセンスを感じさせてくれていいですね
右脳で処理されて感じてるって感じというか・・・なんともいえないです




余談ですが自分達のダンスイベントがダンスショートケーキっていうんですが、このタイトル決まってからこの曲がケーキつながりで思い出しました

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