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区切り打ち1日目‐一番札所霊山寺

2009年08月30日 | Weblog
巡拝のスタートは一番札所霊山寺です。




ご本尊は釈迦如来、一番札所だけあって参拝客も多いのでしょう、駐車場(無料)も広く遍路用品もたくさん販売していました。


この寺は以前に何度か来たことがあるのですが、写経を携えての正式なお参りは初めてなので、なんだか勝手が違うようで少し戸惑いました。(笑)


山門をくぐった後、手を洗い口をすすいでとりあえず本堂に行きました。


巡拝前の受戒は団体遍路(バス)の行程にあわせて行うようで、時刻が合わず残念ながら受けることができませんでした。

仕方がないので、昨夜のイメージトレーニングを頼りに経本に従って適当に始めました。(笑)




納経所では掛軸と笈摺(おいづる/白衣のこと)と納経帳に朱印をいただきました。

全部で1000円でした。…掛軸が500円、笈摺が200円、納経帳が300円です……たぶん。

朱印を押す作業が終わると、何もいわないのに名刺を縦に二つ並べたくらいの大きさの薄っぺらのカードを2枚渡してくれました。




「御影」といってご本尊の姿が描かれたありがたいお札だそうです。


はは~ぁ、これを整理するためのファイルが御影帳か…。昨日仏具屋が要るの要らないのと言っていたヤツだな。

御影などもらう気はなかったので御影帳は買いませんでしたが、まさかタダでもらえるものとは思っていませんでした。



掛軸と笈摺と納経帳の三つの朱印のうち、どれかとどれかの二つにもれなく附いてくるもののようです。…私のカンでは、掛軸と納経帳があやしいな。

さし当たっては何もせず大切に保存しておいて、あとで御影帳を買うなど考えようと思います。



いかにも初めてでサマになっていませんが、一時間あまりでなんとかお参りできました。



白衣(びゃくえ)と輪袈裟を身に着けると、やはりそれらしくひとりでに身が引き締まる感じがあります。

何よりも、回りの人に対してお遍路としての自分の身分を認めてもらっているのが実感でき、実に心強く思いました。(笑)

普段着のままではなんか怪しげな人間と思われるような、そんな頼りない巡拝スタートでした。

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