ピーク時から半減
大手金融グループのりそなホールディングスは２６日、国から注入された公的資金（残高２兆８５２億円）のうち、４０００億円を３１日に返済すると発表した。返済後の公的資金残高は１兆６８５２億円となり、ピーク時（３兆１２８０億円）からほぼ半減する。残りについても利益を積み上げるなどし、早期完済を目指す。
りそなの２０１０年６月末の自己資本比率は１４・４９％で、今回の返済後も１２％台の健全性を維持できる。
今回の返済により、国のりそなに対する議決権比率は６７・３％から６３・７％に下がり、株主総会で合併などの特別決議を単独で可決できる３分の２を割り込む。
（2010年8月27日
読売新聞）
関連ニュース
・
米住宅販売 過去最低 ７月、１２％減
・
長期金利 一時０．９％割れ
・「６年間で「３５人学級」実現へ 文科省が６万人教員増員計画」：イザ！