宮城県石巻市で今年2月に男女3人が殺傷された事件で、殺人幇助(ほうじょ)などの罪に問われた同県東松島市の無職少年(18)に対する裁判員裁判が14日、仙台地裁であり、弁護人が事件の主犯少年(19)の実名を3回読み上げた。
証拠調べで弁護側が関係者の供述調書を読み上げる際、主犯少年を「共犯者」と言うはずだったが誤ったという。11月に開かれた主犯少年の裁判員裁判では少年を匿名にしていた。弁護人は閉廷後、「私のミスです」と述べた。
主犯の少年は先月25日、仙台地裁で死刑判決を受け、控訴している。
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