世界最大の米交流サイト(SNS)「フェイスブック」が、来週にも株式市場に上場を申請する見通しになったと複数の米メディアが27日報じた。世界的に知られる成長企業が上場すれば、株式市場の活性化につながるとの期待が高まっている。
米経済紙ウォールストリート・ジャーナルなどが報道した。上場すれば、時価総額は1千億ドル(約7兆7千億円)を超える見込み。日本企業で1位のトヨタ自動車(約9兆8千億円)に迫り、2位のNTTドコモ(約6兆1千億円)を上回る規模になる。フェイスブックの上場は、今年の米株式市場の「最大イベント」と注目されていた。
米メディアによると、早ければ2月1日にも米証券取引委員会に、新規株式公開(IPO)に必要な資料を提出する。上場する市場としては、歴史ある大企業が上場するニューヨーク株式市場か、アップルやグーグルなど世界的なIT企業が上場しているナスダック市場のどちらかで調整しているという。
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