還暦を迎え赤い綱を締めて土俵入りを披露する北の湖理事長(9日午後、両国国技館で)=三浦邦彦撮影
日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が9日、東京・両国国技館で還暦祝いの横綱土俵入りを披露した。
5月16日に満60歳となった北の湖理事長は、太刀持ちに九重親方(58)(元横綱千代の富士)、露払いに貴乃花親方(40)(元横綱)を従え、優勝回数計77回の豪華な顔ぶれで登場。赤い綱を締め、雲竜型のせり上がりでふらつく場面はあったが、力強く四股を踏むと、館内から大きな拍手が沸き起こった。
還暦土俵入りを行うのは2007年6月の元横綱三重ノ海以来、史上9人目。大役を終えた理事長は「久しぶりでもたもたしたけど、綱を締めると緊張感が戻ってくる。光栄なことです」と感無量の様子だった。
(2013年6月9日21時51分
読売新聞)
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