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「【サウンドボックス】ホロビッツ愛用の名器でアルバム録音 長富彩さんインタビュー」:イザ!

2013-02-14 20:23:25 | 日記

≪彼がこのピアノに恋した理由が分かりました≫
若手ピアニストの長富彩が、アメリカの巨匠ウラジーミル・ホロビッツが長年愛用してきたピアノの名器、スタインウェイCD-75で3枚目のアルバムを録音した。
このピアノは1912年に製造され、貸し出し用ピアノとなり、70年代後半、ホロビッツの専用ピアノとなった。
現在は日本のタカギクラヴィアが所有し、昨年6月、ピアニスト、江口玲がお披露目コンサートを開いている。
「生まれて初めていい楽器だと思いました。
コントロールが難しいと覚悟して練習をしに行きましたが、苦労をしませんでした。
1音弾いただけで、ホロビッツがこのピアノに恋した理由が分かったような気がしました。
かすれているような、いないような、乾いたような、そしてきらびやかな音です。
今のピアノとは全然違います。
鍵盤は浅く、タッチはとても軽いです」
■悩み乗り越えて出合い
「レゾナンス~ホロビッツ・トリビュート」と題された3枚目のアルバムには、ホロビッツが好んで弾いた曲を収録した。
実は以前はホロビッツが嫌いだったという。
「食わず嫌いでした。
高校生のころ、CDを聴きましたが、当時の私は、好き勝手にめちゃくちゃに演奏しているように思いました。
巨匠だから許された演奏だと。
深いところを分かろうとしませんでした。
その後、伝記を読み、孤独に苦しんでいたことを知りました。
同じ人間なのだと親近感がわいてきました。
ホロビッツが勝手に弾いているのではなく、音楽の本当の姿なんじゃないかと分かってきました」

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