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CO2地中貯留実用化向け実験 来年度から北海道で

2011-11-15 20:23:15 | 日記

 工場の排ガスなどから二酸化炭素(CO2)を取り出し、地中に埋める貯留技術「CCS」の実験を、経済産業省が北海道苫小牧市で来年度から始める。政府が地球温暖化対策として、2020年度までの実用化をめざしている技術。国内初の本格的な実験となり、安全性や環境への影響を調べる。
 CCSは、欧米でも開発が進んでいる。日本は北海道、福島県、福岡県を実験の候補地に考えてきた。だが、福島県は東日本大震災の影響が大きく、福岡県は実験に必要なデータが不十分なため、まずは北海道で始める。
 苫小牧市内で運転中の製油所に、排ガスからCO2を取り出して圧縮する施設を建設。80キロ離れた別の製油所と合わせ、年15万~25万トン分を集める。CO2は製油所沖合の深さ約1千~3千メートルの海底まで、2本の穴を掘って埋める。


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