インドのシン首相、5月総選挙後に退任の意向

2014-01-04 05:23:01 | 日記

 【ニューデリー=田原徳容】インドのマンモハン・シン首相(81)は3日、記者会見で「(5月予定の)総選挙後、新首相にバトンを渡す」と述べ、首相を退任する意思を示した。
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 側近らによると、首相は高齢を理由に政界引退の方針を固めているという。
 首相は2004年に首相に就任し、現在2期目。今年で在任10年となる。最大与党・国民会議派は今月、名門ネール・ガンジー家の御曹司で同党副総裁のラフル・ガンジー氏(43)を次期首相候補に正式決定する見込み。首相は会見でガンジー氏について、「傑出した、信用できる人物で、後継にふさわしい」と述べ、首相候補としての資質に太鼓判を押した。
 ただ、国民会議派は経済政策の失敗や相次ぐ汚職で批判を浴びており、総選挙は厳しい戦いになりそうだ。前哨戦となった昨年12月のデリー首都圏などの地方選では、最大野党・インド人民党や新党に惨敗。各種世論調査で政権交代の可能性が指摘されている。
(2014年1月3日21時49分
読売新聞)


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