≪短編は純度が高く、デッサン画の強さ
別所哲也さん≫
故郷、奈良を拠点に作品を通じて「人間とは何か」を問い続けてきた映画監督の河瀬直美さん(43)。
その河瀬さんが5月15日に南仏で開幕するカンヌ国際映画祭の審査員に日本人監督として初めて選ばれたというニュースは、世界に飛び出そうとする日本の若いクリエーターに勇気を与えた。
一方、81.3FMラジオ「J-WAVE」の朝の顔で、俳優の別所哲也さん(47)はアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート
フィルムフェスティバル」を主宰し、大の映画ファンとしても知られる。
そんな2人の映画談議は、カンヌ国際映画祭の魅力から映画作りを支える世界観へと広がっていった。
◇
■審査員シンプルに
別所哲也さん(以下別所)
カンヌ国際映画祭というと、河瀬さんは1997年の「萌(もえ)の朱雀」で新人監督に与えられるカメラドール賞を最年少で受賞し、2007年の「殯(もがり)の森」では審査員特別大賞のグランプリを獲得しました。
今回は審査員ですよ。
河瀬直美さん(以下河瀬)
カンヌでは、私よりも大先輩の作品を評価しなければなりません。
でも、私は自分自身が培ってきた感覚や感性でしか向き合えないと思います。
着飾ってもだめだろうし、気負わず、シンプルにいきたいと思います。
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