無名のベテランからロマンティックな演奏で開花したピアニスト、ビージー・アデールの名曲カバーアルバム「マイ・ピアノ・ジャーニー」が発売された。
アデールは1937年、米国東部のケンタッキー州出身。ナッシュビルでセッション・ミュージシャンとして活躍した後、54歳で初のリーダー作「エスケープ・トゥ・ニューヨーク」でソロデビュー。30枚以上の作品を発表してきたが、今年4月発売の日本オリジナル・アルバム「マイ・ピアノ・ロマンス」が、大きな人気を集め、2010年上半期JAZZチャート1位となった。
最新作「マイ・ピアノ・ジャーニー」は、日本オリジナル第二弾。旅をテーマに、軽やかな「センチメンタル・ジャーニー」、しっとりとした「我が心のジョージア」、スウィングする「ルート66」、情感あふれる「枯葉」、日本盤ボーナストラックとして「スウィート・メモリーズ」など、原曲の持ち味とメロディを素直に表現する演奏を聞かせている。EMIミュージック 2100円(税込み)。
(2010年9月24日
読売新聞)
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