船と音楽の時間
船と音楽を愛する男の日記
2020年2月12日のソロライブから2年ぶりの【伊藤志宏 Solo Piano】
"水無月陰陽 -陽- リリースツアー2022"に参加しました。
前回はファースト、セカンド共に演奏が切れることがなく、
一つの組曲として編成されていて、ジャズピアノソロでは珍しい演奏です。
最初にMCで今回のアルバムリリースについて解説されています、
アルバムはピアノソロのライブ音源で、最初はやる予定ではなかったが、
ライブハウスのオーナーからの依頼でやることになったとのことです。
録音した後にサウドチェックをしなくてはいけないが、
自分の演奏でソロなので大変苦行であったとのことでした。
ということでファースセットが始まりました、
シングルトーンからバラード調でスタートしていきます、
転調するたびに音色は変わって行きます、次から次に色彩模様が変わって行きます。
時に激しく音階も目まぐるしく変わります。
テーマがあるようでないで一瞬、戻ったのかと思うよな時がありました。
最後に静かにファーストセットは終わりました。
セカンドセットが始まる前にやはりMCで会場の雰囲気を和ませていただきました。
セカンドも息を呑むほどの美しく白熱した音色で またしても魅了してくれた。
この様なソロピアノは聞く方も神経が張り詰めてしまいます。
そしてアンコールでは会場の緊張感を和らげるような曲、
「バラッド・オブ・ザ・サッド・ヤング・メン」で締めくくりました。
素晴らしいピアニストです。
