明日はもっといい日に

安室奈美恵さまの追っかけをしているただのゲイのおじさんです。

今日は何の日、Idahoの日。

2008-05-17 22:21:44 | ゲイシーン
今日5月17日はIDAHOの日だそうです。
以前から告知の案内がGBrのあちこちに出ていたのでご存知の方も多いと思います。じゃあ、行ったころある?って、ないので行ってきました。

Idahoって国際反ホモフォビアデーの事で「同性愛が病気じゃなくなった日」でっす。1990年5月17日にWHOの「精神疾患のリスト」から、「同性愛」の文字が消えた日だそうです。
詳しくはこちらをご覧下さい→IDAHO-net



地元の横浜でも街頭でアクションが行われるということなのでちょっと出かけてみました。狭い駅前(あまり綺麗なところではないです)、献血やチベットの開放運動が隣で行われいる隣で昼過ぎから開始されてました。

案内のビラを受け取ったり、ブログに記事書いていいですか~?とか写真掲載していいですか~?なんて了承をとったりしてたんもんだから、逆に(ビラを)一緒に配りますか?って言われました。その時、僕は、「あっ、ちょっと・・・」なんていっちゃたりして、断ってしまったんです。悪い思いをさせてなければいいんですけど、地元とということでちょっと躊躇してしまいました。

Idahoはアメリカの州ではないんですよ~とか、メールで寄せられた同性愛やストレートの方のメッセージを2時間に渡って紹介されてました。
雑音が入って聞き取りにくいですがこんな様子でした↓

YouTube①はこちらです。 http://jp.youtube.com/watch?v=qfENwI90N-I


YouTube②はこちらです。 http://jp.youtube.com/watch?v=oLqaCMHelrE


宣言があった1990年って、意外と最近だったんでビックリしてます。
これがなかったら、ゲイの環境って今よりも厳しくて自分の生き方はどうなってたんだろう、海外で認められている同性婚やパートナーシップなんてなかったかも、そんなことを思いながら見てました。
てか、同性愛=精神疾患あつかいって・・・偏見ってものすごい人を傷つけてしまうんですね。



写真撮ったりして、眺めていると一緒に参加されていた雰囲気がちょっと違う男性の方に声かけれました。

「君は参加しないの?」
「君はカミングアウトはあまりしてないの?」
「私は今日は、大阪から来たんですよ。」
って話をしていて、自分はIdahoにははじめて来たことや、パレードには隊列に入れたけどなんか今回は躊躇しちゃってるんですよ、みたいな話をしていたら、「パレードって何人くらい来るの?」って、パレードのこととかもよくご存じない様子、なんか話がかみ合わないんですよね。

思わず、ストレートの方ですか?って聞いたら、取材に来られてる新聞記者さんでした。それなら、最初から話さないとと思い、自分がブログをやって交流が生まれたことや去年まではセクシャリティはずっと隠してクローゼットやっていたことを少し話しました。どう思われているんだろう?



パレードの時とは違ってこじんまりしてますが、結構、ゲイの人たちが一般人に混じって通りすがりの人の振りをしてましたね。近くの喫茶店にもカップルもチラホラいらっしゃいました。街頭ではビラを配っている方が、立ち止まってくださった方たちに趣旨を説明されてたりしてました。

行ってみて思うのはすぐには何か変るわけではないけど、こういったことが出来るようになったってことは、1990年には想像もつかなかったことなのかなと思います。こういった活動が許されるのも昨今の近隣の国の状況を見ると、恵まれてるのかもしれません。僕はヘタレだから表だった活動は苦手です。でも、頑張っている人は応援したいなと思って行ってきました。自分の街でもこういったことが行われるようになったのはやはりうれしいです。