ピピロッティ リスト:からから @原美術館
スイスの女性アーティスト、ピピロッティ・リストの日本での初の個展。
ピピロッティ・リストとの初めての出会いは「身体の夢」展。
京都服飾文化財団が京都近代美術館と組んで行われたファッションと現代美術の展覧会。
これ自体を私は見ていないのだけれども、機会あって展覧会のレクチャーを聴いたので、
その時に初めてピピロッティ・リストの映像を見た。「エヴァー イズ オーヴァー オール」
その後すぐにフェイドンから出ていた画集を買った程、気に入った。
次に横浜トリエンナーレ。確か「関連しあう脚」という作品だった。
フェミニンに仕立てられた展示スペースに映像が浮遊するように映し出されるインスタレーションで
時間を忘れて見入ったのを覚えている。
そして、金沢21世紀美術館。
トイレにある作品。新陳代謝を強く意識させられ、「生」を感じられる作品だった。
と、かなりのピピロッティ・リスト好きなつもりなので、
今回個展と聞けばもう行くしかなかった。
そして期待は裏切られることなく、展覧会はとてもとても素晴らしいものだった。
ピピロッティ・リストを語るとき、良くフェミニズムという単語が出てくる。
作品自体がフェミニンだと思うし、ピピロッティ・リスト自身も含めて女性の映像も多い。
私は女性なので、「女性として生きること」という部分を考えさせられるけれど、
女性だとか男性だとかを超えて人間そのものの「生きること」を肯定している心地良さがあるように思う。
それほど多い作品数ではなかったので、一つ一つくどく語りたい。
分けます。
スイスの女性アーティスト、ピピロッティ・リストの日本での初の個展。
ピピロッティ・リストとの初めての出会いは「身体の夢」展。
京都服飾文化財団が京都近代美術館と組んで行われたファッションと現代美術の展覧会。
これ自体を私は見ていないのだけれども、機会あって展覧会のレクチャーを聴いたので、
その時に初めてピピロッティ・リストの映像を見た。「エヴァー イズ オーヴァー オール」
その後すぐにフェイドンから出ていた画集を買った程、気に入った。
次に横浜トリエンナーレ。確か「関連しあう脚」という作品だった。
フェミニンに仕立てられた展示スペースに映像が浮遊するように映し出されるインスタレーションで
時間を忘れて見入ったのを覚えている。
そして、金沢21世紀美術館。
トイレにある作品。新陳代謝を強く意識させられ、「生」を感じられる作品だった。
と、かなりのピピロッティ・リスト好きなつもりなので、
今回個展と聞けばもう行くしかなかった。
そして期待は裏切られることなく、展覧会はとてもとても素晴らしいものだった。
ピピロッティ・リストを語るとき、良くフェミニズムという単語が出てくる。
作品自体がフェミニンだと思うし、ピピロッティ・リスト自身も含めて女性の映像も多い。
私は女性なので、「女性として生きること」という部分を考えさせられるけれど、
女性だとか男性だとかを超えて人間そのものの「生きること」を肯定している心地良さがあるように思う。
それほど多い作品数ではなかったので、一つ一つくどく語りたい。
分けます。