ロマンチェストに恋して

幕末~明治の歴史ファンの雑記。

日記の他、旅行で見つけた面白いものなんかを載せています。

魁の梅

2005年03月06日 21時25分31秒 | 雑記
梅を見に箕郷梅林に行ってきました。去年より整備が進んで随分と綺麗になっていたので驚きました。それでも、甘酒がいまだに100円なのもいいなあ・・・と思いつつ。
みさと梅まつり
自分の誕生記念樹が梅のせいか梅は好きでいつもどこかしら見に行っています。
そう、だから私は花であらわすなら梅なのだね!誕生月の花がいくら福寿草だとしてもね!
つうか誕生花(日付けごとの)というのは見るたびに違うね。
花屋が好き勝手につけてるだろう?だったら私も私で好きにつけるわ!
といいつつ思ったんだけど、記念樹なんて風習未だにあるのかな?
少なくとも木を植えられる土地のある田舎だけだろうが・・・。

は、ともかく梅の話。
最近は見る度に水戸で見た歌を思い出します。まだ、これほどに幕末という時代に魅せられる前。
水戸に梅を見に行った時に幕末と明治の博物館に寄ったときに知りました。

梅は春の魁、水戸は天下の魁

幕末水戸藩勤王志士のキャッチフレーズ(と勝手に命名)
幕末っていう時代を最初に創り上げたのは、外様である薩摩でも長州でもない親藩である筈の水戸で、しかも内部の分裂もあって早くに散っていったなあと(この辺は土佐にも通じる感じがする)しみじみ思ったのですよ。
それでも天下の魁たれっていう心意気がなんかしんみりきました。
その後の桜に見せられて皆、梅が真っ先に花開いたことなんて忘れちゃうんだなあとか。

で、今、サイトを改めて見てこの博物館を作ったのが田中光顕だと知りました。
・・・うわあ。なんだが、びっくりで。
土佐の人なのに、同じ感慨でも抱いたのかなあ?