廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

プロ野球のバスケ化?

2022-02-11 22:22:22 | Weblog
 今日、何気なくネットを見ていると元カープのエースだった前田投手(健太・サンディエゴ所属)が来年シーズンから大リーグのナショナル・リーグが指名打者(DH)制度を導入すると決定したので高校時代は四番打者、カープでも大リーグで所属した2球団でも投手として打席でホームランを放って来たのに、もう打てなくなるのか?と自身のツイッターで書かれていました。 コメント欄には「大谷選手みたいにDHや代打でも出場して”二刀流”をやっては?」みたいな意見も多数ありましたね。 実はかなり保守的な大リーグが大谷選手の挑戦を認めて来た背景には大谷選手で実績を作った上で抵抗無く両リーグでのDH制度の導入を狙っているのかも知れませんが、やはり違和感はありますね...

 プロリーグそのものの歴史は古い野球のアメリカ大リーグですが、スポーツ観戦や応援の市場を分け合う”商売敵”でもあるアメリカンフットボールやバスケットボールのプロリーグ(アメフトのNFLとバスケのNBA)から新人選手のドラフト指名やポストシーズンなどアイデアを頂戴して上手く取り入れ、リーグの発展に繋げて来ました。 もっともリーグ内の戦力均衡で毎年の優勝争いを熱くする為に導入を目指したサラリーキャップ制度だけは給料を抑えられる事を恐れた選手会側の猛反発でストライキによるシーズン途中打ち切りでリーグの存続危機に陥り取り入れられず格差により早々と優勝を諦めた球団が主力選手をシーズンの終盤前に放出したりする現象も。 近年はサッカーも加わった他プロリーグとの競争に押されてる大リーグの改革の一つが今回の両リーグDH制なのでしょうけど、両リーグの個性が失われポストシーズンも含めてバスケのカンファレンス(地区)制度に近いものになる?


決断のタイミング

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長(元首相)は結局、辞任と言う事になって明日、正式発表されるそうで後任は同じ組織委員会に名を連ねる元Jリーグ初代チェアマンでバスケ......

 今回のアメリカ大リーグの決定を受けて日本のプロ野球もセ・リーグでDH制を導入するのではと言う声も見掛けますが、日本の場合はアメリカの30球団(更に増える可能性も)に対し、わずか12球団なのでリーグの個性を消したら事実上の1リーグ2地区制みたいな形になると思いますが。 バスケのBリーグが現在、コロナ問題によるチーム数の一時的な増加で3地区制を東西2地区制にしたりしていますが、12球団を単に半分に分けただけみたいな形になるとあまり面白くなくなる危惧も...

 宮崎の日南市でキャンプ中のカープは早くも若手選手による紅白戦が行われていますが、坂倉捕手らがコロナ感染で出遅れた関係で育成選手枠の持丸捕手が紅組の先発出場(白組は石原捕手)みたいで。 今シーズンは三塁に挑戦する二俣捕手もそうだし、同じく鈴木(誠)選手の抜けた外野に挑戦する中村(奨)捕手、そして去年は一塁手で出場し打撃で結果を出した坂倉捕手とカープは打てる捕手をポジションのダブつき覚悟で次々と獲得する一方で打撃が当主よりはマシ程度の石原捕手も居るし、そんなチーム事情なのでカープに限ってはDH制の導入は色々とプラスに働くのかも知れませんね...

 ...以上です。
コメント
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