廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

上に立つ人

2009-02-09 22:22:22 | Weblog
 この週末はいつものレンタル屋で映画のDVDを借りて見た。 今回借りた一本目は『明日への遺言』と言う邦画だ。 この物語は旧日本軍の岡田資中将を主人公にして終戦直後の日本軍関係者と戦争指導者らに対する”戦犯裁判”を舞台にしたお話です。 戦争末期、アメリカ軍は日本本土に対する激しい戦略爆撃を行い、その際に撃墜された爆撃機B-29のパイロットや乗員に対して街を焼かれ、身近な人を殺された住民や兵士達の恨みの感情が高まって戦国時代さながらに”斬首刑”をやってしまった。 戦争が終わり、勝ったアメリカ軍は”文化の違い”により野蛮で残虐だとしか感じられなかったこの処刑を行った関係者を戦犯として厳しく罰しようとする。 岡田中将はかつてイギリス留学で鍛えた英語力を駆使して何とか部下に罪が及ばない様にと裁判を進め、結果として自身は絞首刑になってしまうのだが... 今、無責任や責任回避をする人の姿が目立つだけに部下の罪を全て自分で背負おうとする岡田中将の姿勢や生き様には新鮮なものを感じます...

 それにしても、”文化の違い”というものは戦争の時には悲劇を呼ぶ事もあるらしく、子供の頃に読んだ漫画『はだしのゲン』では捕虜に対して親切にしたはずが文化の違いで全く逆の”捕虜虐待”と受け取られて親切をしたはずの看守が死刑になったりした事もあったそうです。 例えば脚気で苦しんでいた捕虜に看守がお灸を据えて治し、その時は喜ばれたにも関わらず、戦後その捕虜が解放されると「火あぶりの虐待を受けた。」と訴えられて”親切な看守”が死刑にされたと言う話があったそうです。 他にもゴボウを食べさせたら「食事に木の根を出された。」と訴えられて厳罰に処されたとか色々... 今は日本とアメリカの交流も進んでこんな事は考えられないのですが、逆に考えると”相互理解”こそが戦争を防ぐのには必要で有効なのではと。 『はだしのゲン』は原爆の非人道性を訴える漫画と言うイメージがありますが、戦前の滅茶苦茶な日本の姿(どこかの”将軍様の国”を笑えない程に凄い...)や、戦後に価値観が逆さまになった時代の中の混乱も見事に描き出していて興味深いです。 機会があれば読んで頂きたいですし、学校の図書館に常に置いておいてもらいたいですね...

                       

5人の枠、855人受験 大阪・摂津市の職員採用(共同通信) - goo ニュース

 私が数年前に広島市の下級公務員試験を受けた時も10人ちょっとの募集に200人が受験すると言う大変な”狭き門”だったのですが、不況の今はそれ以上にすごいと言う事なのでしょう。 それにしても以前、各地の自治体が緊急雇用対策として短期間のアルバイトを募集した時は募集定員に満たない程度しか集まらなかったと聞きますけど正規の公務員試験にはこれだけ来ると言う事は、”派遣切り”などで失業している人達は給料の多寡より安定を求めているのかも知れませんね。 その意味では行政と労働者の思惑が擦れ違う”ミスマッチ”だった事になりますけどね。 ただ、余程遠くて現地まで行けないのならともかく、公務員のアルバイトは私もやった事がありますけど結構割が良くて短期間でちょっとの蓄えも出来ましたし短期間でもやって当座の生活費を作れば良かったのにと個人的には思いますけど。 それにしてもこう言う時期だから公務員は魅力的ですね。 私が受けた時にも給料の欄に”年齢給”と書かれていて凄い、民間とえらい違いと思ったくらいですから...

                         

「酒気帯びで免許一発取り消し」 これで飲酒運転による悪質事故は無くなると思いますか?


交通事故による死亡者は減少していると聞きますが、相変わらず新聞には飲酒運転事故の記事が載っています。
そんな中、「酒気帯び運転」の処分を厳格化する改正案が閣議決定されました。

「酒気帯び」でも一発取り消し…道交法改正案を閣議決定(読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090127-00000010-yom-soci
> 酒気帯び運転のうち、呼気1リットル中のアルコール濃度が0・25ミリ・グラム以上の場合、違>>続きを読む


この記事についての意見:


 どちらでもない、その他






 罰則を厳しくすれば飲酒運転は少しは減るでしょう。 でも完全には無くならないでしょうしモラルが欠如しているドライバーも居るでしょうから。 事実、飲酒運転の発覚を恐れてひき逃げする事件も度々起きましたし... やはりドライバーのアルコールを検知してエンジンが掛からない装置の設置を義務化するしか無いでしょう。 そして究極的には自動操縦の技術を開発して”運転しない車”を実現するのが飲酒運転を無くす方法だと思います。 飲酒運転に限らず、カーナビやカーステレオを操作していて事故をするなど、人間は”ミスをする生き物”ですから...



ニュース畑の記事を読む



                  

違反1号…ダル“プチ切れ”15秒ルール(スポーツニッポン) - goo ニュース

 いくら何でも捕手からボールを受け取ってから15秒以内に投げるのは無茶でしょう。 確かにテレビゲームの野球ではそのくらいの速さで投げていますけど、あれは投手と捕手とのバッテリーによるものでは無く、プレイヤーが一人でやっているからあの速さで投げられるのであって、15秒ではダルビッシュ投手の言われている通り、捕手とのコミュニケーションも何もあったものではありませんよ。 野球アニメを見ていても次に投げる球種を巡ってバッテリー間でやりとりが長く続いて、意図を込めてボールが投げられるのです。 そんなに試合時間を短くしたいのならダルビッシュ投手が言われている通り、ストライクゾーンを拡大して打者が早いカウントからどんどん打って来る様にした方が有効なのではないでしょうか。 それにしても試合時間の短縮は去年くらいからプロ球界で本格的に取り組まれていますが、テレビ中継に見放されてから取り組むなんて遅過ぎると思いますし、こうやって物事を決めるのに時間が掛かりすぎるのは球界の意思決定システムの不備なのかも知れませんが...

クチコミblogランキング TREview

 ...以上です。
コメント
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