廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

チェとチェ

2009-02-16 22:22:22 | Weblog
 今日は朝から職場の健康診断の為に広島の街まで出て来た。 健康診断は昼までに終わり、昼からはせっかく来たのだからと映画を見て帰る事にした。 今日は月曜日でメンズデーの1000円で見られるし... とりあえず映画の時間まで他の用事をする。 すき家で牛丼299円キャンペーンをやっていたので入ろうとしたが混んでいる。 不意に八丁堀にも店があったと思い出してそっちへ向かう。 八丁堀にはカープのギャラリー・カルピオもあるので立ち寄っておこう。 ここの牛丼を食べ終わると丼の底に”すき家 YOKOHAMA”と書かれている。 広島駅の新幹線口にも店があるのでライバル・横浜との試合を見に行く前に牛丼を食べてから行くのもいいな...

 映画の時間が近づいて来た。 上映時間までまだ25分もあるがちょっと眠たいしロビーで寝ながら待つとしよう。 今日見る映画は『チェ 39歳の別れ』です。 前作『チェ 28歳の革命』も見ていてこの作品も楽しみにしていました。 キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの事は知っている様で意外と知らないから興味があるもので。 私はエレベーターで劇場・シネツイン2にやって来た。 窓口で「男一枚!」と言ってチケットを買い、ロビーで開場を待つ。 チケットの整理番号は4番だった。 私の後にも次々と客が現れる。 結構人気のある映画みたいだ。 前作を見て続きを見ようと思った人も多いのかな...



 物語はキューバ革命成功の直後、新政府の要職に任命されるはずだったゲバラが姿を消したところから始まる。 彼はキューバでの自分の使命は果たされたと考えて南米の他の国にも社会主義思想や弱者の生活環境の改善をしに行こうとあれだけ苦労して成し遂げたキューバ革命の”果実”を味わう事もしないで立ち去って行った。 今や”有名人”になって動きにくくなっていたゲバラは偽名を名乗り、カツラを被って変装して出国する。 その前に妻子との別れをするのだが、妻はともかく子供達には自分では無く父親の友人と偽って接していた。 そしてゲバラは新たなる革命の舞台としてボリビアへと向かった...

 ネタバレになるので詳しくは書けませんが、知っての通りゲバラはボリビア政府軍に敗北して捕らえられ銃殺刑になります。 ゲバラは基本的にはキューバで成功したやり方を踏襲したのですが、カストロ兄弟らキューバ人がリーダーとなったキューバ革命と違い、アルゼンチン出身のゲバラを始めキューバ人など結果的に外国人が指導者になったボリビアのゲリラ軍に対して現地の農民達に貧しい生活からの脱却を訴えても積極的な支持を得られず、逆にゲリラは農村を襲って略奪するぞと言う政府の宣伝に動かされてゲバラ達ゲリラ軍の動きは政府に筒抜けとなって執拗な掃討作戦によって仲間は次々と倒れ、ゲバラは追い詰められて行く...

                                

 映画を見た人はボリビアの人は冷たいと思ったかも知れませんが、自分に置き換えて考えてみれば、山中に外国人ゲリラが潜伏して日本政府は弱者を切り捨てるから武力で打倒して理想の国を作ろうと訴えても信用するでしょうか? ゲバラも失敗したなあ...と反省したかも知れませんが、革命は成功か死かどちらかしかありませんからね... 個人的には前作の方が面白かったかな。 ソダーバーグ監督はむしろ最初からこのボリビア編ありきで作り始めたそうですけど... 両方見てから改めて考えると、短期間で続けて見た事による”既視感”によってキューバでは成功してボリビアでは大失敗したのは何故かと言う事が”可視化”されていて上手い手法だなと感心させられました。

 今から見に行く人の為に何でボリビアでは失敗したのか別の例えで言いますと、私がアジアの某国や某国が選挙で政権を選べないとか、野党の存在を許さない一党独裁の国だから政権を武力で倒さないとと訴えて現地に渡り、日本から連れて来たゲリラ軍を率いて戦ったとしたら現地の人達は支持したでしょうか...? ボリビアでは共闘を求めた野党勢力に武力闘争は認めないと断られるなどキューバの時との違いが映像と台詞で分かり易く描かれていました。 ただ、栄光も安定した生活も捨てて困難に立ち向かい、弱い人の為に尽くしたいと言うゲバラという”男”の生き方は格好良いと思いますし、憧れますね...



13歳でパパ…英で性教育論争(産経新聞) - goo ニュース

 気のせいかイギリスってこの手の問題がよく起こっている様な... それはいいとして、いくら子供でも身体が成長していない幼児ならともかく、13歳なら早い子だと既に第二次性徴が始まっているかも知れないから子供が出来てもおかしくは無いですからね。 早期性教育で余計な事を教えるからこう言う問題が起こるのか、早くから早期性教育で妊娠リスクや避妊などを教えないからこう言う問題が起こるのか、その辺が難しいですね。 むしろこの子、いや相手の子も15歳だと言いますし、2人に詳しく聞き取り調査をして”再発防止”と言うか、本当に有効な性教育はどうすれば良いかを探る手掛かりになるのではないかと私としては思ってしまいますが...

                               

クリントン長官、日本到着 日米関係の重要性を強調(朝日新聞) - goo ニュース

 アメリカの民主党は中国に関心が強いそうなので、オバマ政権としても最初から中国重視の外交で来ると思ったのですが、逆に中国との関係を見据えて日本と言う”戦略拠点”を意識させる戦略に出たのか? 私としてはオバマ政権が”ジャパン・パッシング”をやってくれて日本側にショックを与え、それを機に日本が今までのアメリカ寄り過ぎる外交姿勢を改めてアメリカ・中国・ロシアの”三大国”の間を付いたり離れたりしながら泳ぎ回って国益を得る外交戦略に切り替えてくれると期待していたのですが、アメリカに上手い事やられてしまいましたね。 これで日本の外交的独立の機会がまた遠のいたか...

                                

WBC合宿スタート!イチローら代表候補が始動(読売新聞) - goo ニュース

 いよいよWBCの代表合宿が始まりましたか。 会場のサンマリンスタジアム宮崎周辺は全国から集まったファンや観光客が殺到して大騒ぎだったみたいですね。 いつから日本代表チームがこれだけの人気を集める様になったのだか... あまりに人気があり過ぎてちょっと違和感と言うか異様な気分になりますね。 サッカーの日本代表も以前は異様な程の人気があった記憶がありますが、野球の日本代表に対する人気や注目度の変化はサッカー日本代表の人気回復(別にサッカー日本代表そのものの人気が落ちたとは思わないのだが、テレビの視聴率とかマスコミの扱い等の基準で...)にも参考になるかも。 とにかくWBCに向けてキャンプから準備して来た選手達、そしてカープから代表候補している栗原選手と石原捕手も生き残りに向けて頑張って欲しいところです...



 映画を見終わった後、劇場近くの新天地公園で一休み。 ここは私にとっての思い出の場所でもある。 その後、駅前方面に移動して久しぶりに建設中のマツダスタジアムを見学する事にした。 今回は趣向を変えて私は球場の南側の西蟹屋町辺りをぶらぶら歩いてみた。 小さな公園で子供が遊んでいるのを見掛けたが、その背景には新球場が... 子供達には新球場とカープがずっと身近に感じて成長して行くのだろう。 新球場の周辺には保育所や小学校があるが、これらの園庭や校庭からも新球場が見える。 ちょっと羨ましいですが。 駅前エリアでは新しいお店なども増えている。 今度、カープファンにもお馴染みのメイドカフェ・『めいぷりてぃ』の広島駅前店が今週中にオープンするらしい。 どこにあるのか場所も確認して来たので、その内に行って見てレポートしたいと思っています。 何万人もの人が集まるスタジアム周辺には賑わいが発生しますね。 地元ファンやサッカー界からの要望が集まっているサッカー専用競技場が出来た時、サンフレッチェの”城下町”となるのは本通商店街広島市民球場跡地)になるのか、それとも鷹野橋商店街広島大学跡地)になるのか、気になるところですね...

クチコミblogランキング TREview

 ...以上です。
コメント
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