紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

広がってきた!

2016年05月27日 | 家づくり。空間の話

さて、ついにたまらず事務所でエアコンを入れてしまっておりますが、現場の大工さんはそんなものないんですよね。いつも暑い中ありがとうございます。

そんな現場。

和歌山市園部のY様家。

現場では壁下地のボードもほとんど張り終わってきました。

Y様家は、ご家族4人のお住まいで延床面積が24坪弱であります。面積だけ聞くと随分狭い感じも受けるかもしれませんが、そりゃ大きければ大きいに越したことはございませんが、この位の広さがあれば十二分に「ここちよいお家」にする自信がございます。(ただリビング・ダイニング以外の和室が必要とかなると難しいですし、子供室とか主寝室とか個室の広さが大きく必要であれば無理だけど。)

だから、こちらも完成見学会をどうぞお楽しみに。という所ですが、

先日現場に行くと、

バルコニーの外枠が出来上がっておりました。

もちろん、バルコニーが出来る前とでは、バルコニーの面積そのもの自体が広くなっておりますが(バルコニーやデッキなどは床面積に含まれていません)、外部を取り込んだ感じとなってそれ以上に内部も広く感じるものです。

1階にもデッキがありますので、こちらも完成しますと、ぐっと広くなってきますから、出来上がりをお客様と一緒に楽しみにまっておるところ。

それと、床面積が小さなお家は、家具の配置などを考えておかねばなりません。テーブルやソファ、テレビなど家電がきっちりと納まるように壁や入口、空間をつくっておくことが必須です。お家が出来上がってから考えれば良いで進み、適当に配置しちゃうと、ゴチャゴチャと片付いていない感じになりまして、面積的には広くても、実際は全く広く感じないって事が往々にしてあります。

話を小さくすると分かりやすいかもしれませんが、2帖でもすっきり広く使える洗面所、3帖でもせまい洗面所ってのが実際にあります。洗面所は、洗面所の入口と勝手口、風呂への入口と3つ入口があるわけで、その動き方と壁や入口の配置をきっちり考えなければ、あちこち通路になって物が片付けられなくなるんですね。またこの話は別の回にでも。

こんなテレビカウンターなどを使い、きっちりと家電を収めると広く感じさせる事ができるんですね。

今回のカウンターは杉板を3層にしたパネルを使ってみました。天井や梁などに多用している杉と合うかなと思いまして。

また、

またご注文いただきました大工さん手づくりのダイニング丸テーブルも、同じ材料で造りますから、そちらとも合せてみた次第。全体的に上手くなじんでくると思います。

以前もお伝えした「わざわ座」の家具ですが、

じゃ〜ん。

こんな家具も出来上がっております。

同じものを弊社に置いておりますから、ご興味のある方はのぞいてみてください。

はい。今日も初めの話題と違う所に飛び始めましたのでこの辺で(笑)

よい週末をお過ごしくださいませ〜

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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