距離のないアプローチ

「アプローチ」って皆様分かります？
「ポーチ」は玄関前のスペース。
道からそのポーチまでの空間を家づくりでは「アプローチ」って呼ぶわけ。

普通、ここは家本体というより「外構工事」となってくる分野でありまして、あまりお家の図面などにも登場していないかもしれませんね。

もちろん、うちの場合も、そこを家づくりでさせて頂くか？外構工事とするか？はお客様のご判断ですが、どのような場合でもアプローチは家の図面で考えております。
（だって、そこが考えていなければ玄関戸のポジションとか開き方・引き方とか決まらないですもんね）

さっ、そんなアプローチ。
原則は距離がある方が素敵。

（ここに緑が育ってくれば、かな～り魅力的なアプローチになりまっす）
だけど、こんなに長いアプローチなんてのは街中では普通難しい。
道からお家までの距離があまり取れない場合が多い訳で、そんな場合、基本は短い所を長く見せる様にもってくわけです。

この様にほとんど距離がない所を、少し角度をふって距離をかせいだり、

通路幅を絞って奥行きを見せたり、

先日お引き渡しいしたお家の様に、少し目隠しの壁を設け少しスペースを造って、石の通路はナナメにポーチへアプローチさせたり
（これは工事中だけど、緑が育ってくればすっごく感じがよくなってきまっす。次の例なんかみてください。）

石を少しジグザクに配置したり、

これらはほんの一例で、色々なやり方がありますが、、、、

最後のS様のお家のアプローチなんかホントそうですが、やっぱり緑ですね～。
緑を上手く育てていただくと、ホント魅力的なアプローチになりますね。
訪ねるとき、道からトントンと歩いてきてピンポン押して玄関先で待ってるのが楽しい。そんなアプローチになっていますものね～。

住まい手、様様です～。

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和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」　大彦（株）