紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

いよいよ完成間近!

2020年03月23日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

堺市中心部に近い築100年町家リノベ工事。以前にもふれたことがあるかと思いますが、数々の難条件を、お客様のご苦労と幾多のラッキーでクリアし、昨年10月から本格的に工事スタートしまして、はや6ヶ月。

外観が街並み文化的に貴重だということでの伝統的建物保存の堺市の検査も無事終わりました。(弊社の設計スタッフの坂本さんが大変苦労して色々な折衝&書類づくりを頑張ってくれたおかげ。お客様も喜んでくれておりました。ありがとうございます。)

見事によみがえった!と言っても過言ではないと思います。こういうのは、大工さん左官屋さん瓦屋さん板金屋さんなど、腕利きの職人さんたちの完全なるおかげ。皆様ホントお疲れ様でございました。誠にありがとうございます。

内部も、

床の養生ベニヤやダンボールもめくられて、雰囲気も大分分かってきました。これはキッチンから見ている写真ですが、手前のキッチンがあるところが6帖の和室。奥がそこと続いた8帖の和室でありました。こうなると前の姿が全く想像できませんね〜

このお家の一番素晴らしかった「縁側」も復活です。本来は正面の角の壁はなかったわけですが、やはり耐震的にはここにはどうしても壁が欲しかったので。なんとか上手くまとまったのではと思います。

この縁側は以前の増築でローカになっていて、この右手にも増築部がつながっていたのですが、以前の気持ち良い縁側に戻しました。ここがこのお家のここちよさの肝の部分ですからね。

床は以前の趣のあるヘリンボーンの床板を残しました。残念ながら奥はシロアリ被害では残せなかったけど、少しでもやっぱり雰囲気は良いですね。ここだけ「とってつけた」印象にならないように気をつけましたが、なんとか上手く納まっているのではないかと思います。

2階の大きな子ども室空間も出来ました。

2階にもあった風流な床の間の材料を残したカウンター。床柱はそのまま使って、カウンターは床の地板だったものを机に使えるように高さを変えました。と書くと簡単ですが、実際造る大工さんはそう簡単ではなく。。「グニャリと曲がった床柱にカウンターを突っ込んでもたす」それだけでも面倒くさそうでしょ。

風流な丸窓。この丸窓実際開くんですよ。昔にこんなもの造ったわけだから、元々建てた方は相当粋な方&資産家だったんでしょうね〜。

こういう水廻りの設備も入って、もう完成が見えてまいりました。

語弊はありますが、工事の難易度と周囲状況の難しさなどから「ここまでよく来たな〜。やっと終わるな〜」という、いつも以上にほっとした気持ちと、「終わってしまうな〜」という寂しい気持ちの同居した変な感じ。

工事中の色々な場面を思い返しながら、出来て来たお家に喜んで笑顔で現場で走り回っているK様のお子さまたちを見ていると、「あ〜リノベーションさせていただいて良かったな〜」と嬉しくなるのです。

さあ、お家内部はあと一週間。それが終われば外構工事。あともう一息。油断なくまいります。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

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