紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

屋根裏を利用せよ!!

2019年10月22日 | 家づくり。空間の話

昔の日本家屋は平屋といえども屋根が高く、屋根裏空間が結構大きくとれる場合がございます。

只今リノベーション工事真っ最中の大阪某所A様様家のお家もそう。元々屋根裏部屋はありましたが、その空間をより上手く使えるように大幅にリノベーション中であります。

上の写真は以前の階段を取り払った所。手前が新しいリビングになりまして、吹き抜けで屋根裏空間をつながるのですが、、

しっかりとした階段にかけかえるために、既存の梁に細工をしたり

新しい梁なども入れて階段板を吊れるように

施工していきます。

ちょっと工程はとばしますが、

ほら、この通り。階段がかけ替えられました。

さて、少し戻って、屋根裏部屋=ロフトがリビングとつながるのは良いのですが、何もせずに前のままですと、暑くてたまりませんので、

断熱材できっちりとくるみます。(それでもやっぱり普通よりは暑くなるのはいたしかなったりしますが。リフォームですから色々な条件がございますからね)

そして、

書斎のような使い方が出来るように造り付けのデスクが施工されています。

正面に窓が付き、リビングと吹き抜けをかいしてつながるので、かなり面白くて楽しい書斎になりますね。

と、さらっとご紹介。

初めにも述べました通り、屋根裏空間は案外空間がとれますので、有効活用を考えるのは良い案だと思います。ただ、大きさや高さ階段などによっては、元々の平屋が2階建てになってしまったりと建築基準法と絡む部分もございますから、既存の姿からの変わり方なども含めて、そこは慎重にプロにご相談くださいませ。

さて、今日はここまで。ではではまた次回。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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