思考ダダ漏れ

なんとなく書こう

文学観

2020-02-02 12:23:00 | 文章
大層な題名をつけたが、それほどのことは書けない。前々回の記事にも書いたが、この半年は酷い有様ではあったものの、それでも小説を書く一点だけは揺るがなかった。これを偉いだのと思いたいところだが、思えば中毒症状に近いのかもしれない。やらなければ不安になるのだ。
  そんなこんなで、新しい短編集を印刷したのが去年の十月。本作もまた、よく分からない世界観となっている。しかし、ここに来てようやく、自分の作品を少しぐらい好んでやれるような気持ちになっている。ただ、腕は上がっていると思うが、人に好まれる作品かどうかは全く別問題だ。むしろ、好まれない作品が増えたかもしれない。
  また、愚民観でも披露するのか?  と我ながら辟易としてきたが、しかし、変な展開のものを楽しめる層がどれだけいるか、いまいち分からない。 やっていることは、シュルレアリスムやらマジックレアリズムやら、その辺りのことには違いないものの、それを好む層がどれだけいるのか分からない。仮に少ないとすれば、好める人も少ないことになる。大勢いればいいというものでもないが、励みになりやすいことは確かだ。
  さて、少しぐらい作る時の意識を書き連ねておきたいのだが、何から書くべきか。これは結局、誰かに読まれるというよりも、僕自身が再認識するために必要なことだ。そもそも、このブログはそういうものだろう。
  しかし、ふと我にかえると、あえて書く理由もないように思う。今の書き方も変わる時が来るかもしれないし、来ないかもしれない。作品ごとに同じ書き方をしているとも言い難い。
  いずれ過去の作品群の説明をするのは良いのかもしれない。改めて読むことで、自分の作品がどのようなものだったか、気づくこともあるかもしれない。今の話をしても仕方ないだろう。また作風が変われば書くかもしれない。味覚は変わるものだろうか。

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブログを拝見しました (つねさん)
2020-02-21 06:47:20
こんにちは。ブログを拝見させて頂きました。これからもブログの運営頑張って下さい。

投稿して下さった作品(イラスト・詩・小説・エッセイ・漫画など)に、直筆のカード式のファンレターが3~30枚以上届く文芸サークル(投稿雑誌)を主催しています。投稿される作品は新作でなくても構いません。あなたがブログで発表している作品を雑誌に掲載してみませんか?

興味を持たれた方には現在、雑誌代と送料とも無料で最新号をプレゼントしています。よろしかったら私の名前をクリックして、ホームページでの詳しい案内をご覧になって下さい。ホームページの申込フォームから簡単に最新号をご請求出来ます。失礼致しました。

コメントを投稿