ロ マ ン は ど こ だ
■監督・脚本 前田哲
■脚本 長谷川隆、、丑尾健太郎
■原作 伊坂幸太郎(「陽気なギャングが地球を回す」)
■キャスト 松田翔太、大沢たかお、鈴木京香、佐藤浩市、加藤ローサ、大倉孝二、光石研、松尾スズキ、大杉漣、木下ほうか
□オフィシャルサイト 『陽気なギャングが地球を回す』
意識するしないにかかわらず他人の嘘がわかってしまう男と、コンマ1秒まで正確に時を刻む体内時計を持つ女。 口から生まれてきたようないい加減な理屈をこねる演説の達人と、生まれついての若き天才スリ師。 実生活においては何の役にも立たない奇妙な能力をもつ4人の男女が出会ったとき、ロマンあふれる犯罪計画が動き始める! 大胆不敵な計画は成功するかに思えたが、突如現れた別の強盗に現金を奪われてしまう…。 「計画が漏れていたのか?裏切り者がいるのか?」。 強奪された現金を奪還するため、彼らは更なる奇妙な仕掛けを駆使した計画を実行に移すのだが…。善人、悪党入り乱れての知恵比べ。最後に勝利する者は!?
おススメ度 ⇒★★☆ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★
う~ん、イントロのノリの良さが中盤・後半に失速し、なんとなく消化不良で終わった作品だ 原作を読んでいないので良くわからないが、原作は面白かったのだろうか
どうも映画サイズではなく、もう少し肉付けしてTVサイズでも良かったのではないだろうか
大沢たかおはこの作品にはミスキャストではなかったか。 どうしても彼の過去の作品からして、こういうある意味“笑い”や”ブラックユーモア”なものには不向きだと思う。 少なくてもあのマシンガントークの佐藤浩市にしっかり絡めてない(笑) 背後に今までの悲哀作品が見え隠れしてしまう “動”ではなく“静”の役者が向いているようだ。 でも銀行強盗の際に銀行のカウンターに飛び乗る彼はカッコ良かったですけどねぇ~ 予断だが、何故広瀬香美と結びついたのか・・・そっちが知りたい(笑)
鈴木京香はバラエティに富んで来たけど、女優の幅が広がる作品と判断したからこの映画を選んだんだろうか ラストのキスシーンがやけに印象に残ったけど(笑)
佐藤浩市は頑張っていたなぁ こんなにしゃべっている彼を見たことはあまりないような気がする。 色んな役に常に挑戦する姿勢は買えるが、イマイチ今回は染まってなかったように思えた。 他のメンツがもっと濃厚キャラならイケたかもしれないが(笑)
最近某ビールのCMで美味いもの食ってないのかなぁ(笑)
しかし
あまりお見かけしなかった松田翔太、次男特有ののほほんとしたところはこの映画のカラーには合っていたかも(笑) あの松田優作の息子だが、ルックス的にはあまり似てない。 が、兄龍平よりは役者としてこれからが楽しみな役者としての原石のような気がした 松田優作には、ルックスは龍平の方が似ているが、個性派俳優としては翔太の方が大きくなるような、そんな楽しみな、ある種期待感が持てるし、また大きくなって欲しいものだ
監督についてはあまり知らないのだが、プロフを見る限り、伊丹十三・滝田洋二郎・周防正行、阪本順治等の優れた監督の助監督を務めていたそうだが、映画の構成と波の強弱、起承転結等についてはまだまだだなぁって感じ
おそらくこの映画を観る限りでは、彼はタランティーノやデビット・リンチが好きなんだろうなぁ(笑) それが悪いことではないのだが、マネだけでは面白くないと思うんだけど・・・
「傷だらけの天使」や「探偵物語」に憧れていたそうなのはよくわかるところだ。
古田新太演じる田中商店には大人心を擽るものが多くて行ってみたいなぁ(笑) 何故か劇中の彼は“紅の豚”に見えたのだが・・・
それにしても
「ゾウを冷蔵庫に入れる条件」や「キリンを冷蔵庫に入れる条件」はその昔、子供に聞かれてまさしく劇中の大人のように迷ったなぁ(笑)
そして気がつきましたか、あのゾウ ・・・ ランディだったでしょ
伊坂の本作と、「重力ピエロ」でしたっけ
内容的にはピエロのほうが響いたんだけど
ギャングはほんっと、面白かったんですよね~
お気楽に読めるし(笑)
通勤の途中で楽しく読める作品だと思いますよ~
本の方を送ってしまいました。m(_ _)m
もう1度、送らせて頂きました。
平等院、行かれたのですね。
私が行ったときはもう
藤はほとんど終わっていました。(^^;)
>内容的にはピエロのほうが響いたんだけど
ギャングはほんっと、面白かったんですよね~
通勤の途中で楽しく読める作品だと思いますよ~
そうですか^^ 荻原浩を読み始めたばかりなので、一段落ついたら読んでみようかな~♪
でもキャラかぶしちゃうからダメかも(笑)?!
>TB、最初の方、間違って本の方を送ってしまいました。m(_ _)mもう1度、送らせて頂きました。
わざわざありがとうございます^^
>平等院、行かれたのですね。私が行ったときはもう
藤はほとんど終わっていました。(^^;)
満開の藤を見れてラッキーでした^^ 暑かったですけどねぇ、その日の京都は(笑)
大沢たかおさんのインタビューで書いてあったのは
「残り3人がはっちゃけてるから、
自分は冷静でいようと。」
抑えた演技に徹したそうで。
・・それを私はノリが悪い?と勘違いしてて。
でもシロウト目にその意図がわからなかったら
結局はダメだしされるかな・・・。
佐藤浩市さんは頑張ってしゃべってたと思いますよ。
肝心の演説はいつも途中で内容がわかんなくなって炊けど(爆)中身がええ加減だからよい?
松田翔太はナイスだったと思うけど、
影の役者は古田新太でしょう?やっぱり。(笑)
「炊けど」って何???
追伸:ランディって言われても・・。
エンドロールで確か名前が出てたような?!
いや記憶から消えてる。あわわわわ・・・・。
あのゾウ、ランディだったんですか!
つい最近「星になった少年」を見た私にとっては旬なトリビアでした!(^o^)
ランディは映画界のゾウスターですね♪
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。
映画の方の印象は今一つでありましたが、僕も久遠役を演じた松田翔太さんの新鮮な存在感は、将来が大いに楽しみな演技であったと思います。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
>「残り3人がはっちゃけてるから、自分は冷静でいようと。」抑えた演技に徹したそうで。
冷静とキャラ色は違うと思いますが(笑)
>肝心の演説はいつも途中で内容がわかんなくなって炊けど(爆)中身がええ加減だからよい?
美味しく炊けてました^^
>影の役者は古田新太でしょう?やっぱり。(笑)
田中商店と間宮兄弟の部屋にはお邪魔したいっす!!
>「炊けど」って何???
演技の新しい評価ランクでしょ(笑)?!
>追伸:ランディって言われても・・。 エンドロールで確か名前が出てたような?! いや記憶から消えてる。あわわわわ・・・・。
ヒント出しまっさ(笑)↓
象=ランディ=切れ長の目の少年・・・