涙の謎が解き明かされる時、監察医マコトの心は愛に震えた。
■監督・脚本 君塚良一
■キャスト 東山紀之、和久井映見、哀川翔、ベッキー、室井滋
法医学監察医の真言(東山紀之)には、死んだ者の姿が見える。 その日も、解剖を待つ女子大生の遺体や、突然死した少女の遺体が、彼に何かを訴えかけていた。 その姿は、声に耳を傾け、思いを伝えてやるまで消えることはない。 人と違う能力に苦しむ真言を、妻の絵梨(和久井映見)は「声を聞いてあげなさい」と優しくたしなめる。 しかしその妻も、半年前に交通事故でこの世を去っていた。 絵梨は何を伝えたいのか。 苦しむ真言の前に、ある悲しい事実が浮かび上がる。
おススメ度 ⇒★★(5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★☆
思いを残しこの世を去った人たちの、その姿が見える。 みんな東山紀之演じる監察医の真言に無言の訴えかけをし、この世に思いを残さず彷徨わずに逝きたいと思う。 そんな特殊な能力も他人のことであれば美しい話なのだが、実際に亡くなった自分の妻の死ぬ前の時間を知ることとなったとき、今までの普通の状態でいれるわけがない。 見えなくていいものが実際愛した妻の過去として色あせずに見えることにより、自分らしくいられなくなると同様、いやそれ以上に問いただせない現実の重さを知ることになる。 人への余計なおせっかいが今度は自分に降りかかってくることを予期できないで、尋常ではない状態に陥ってしまう。 人間である以上、あるいは夫婦である以上、お互いの知らない時間の裏側を見てしまった気になる。 それは生きていても見えなかったのかもしれないし、見えなくて死んでいったほうが幸せなのかもしれないが、この映画を観て号泣する女性の姿を見て、何故そこまで泣けるのかよくわからなかった。 君塚さんの脚本は好きだが、あまり深くは入れ込めなかったのが少し残念だった。
■監督・脚本 君塚良一
■キャスト 東山紀之、和久井映見、哀川翔、ベッキー、室井滋
法医学監察医の真言(東山紀之)には、死んだ者の姿が見える。 その日も、解剖を待つ女子大生の遺体や、突然死した少女の遺体が、彼に何かを訴えかけていた。 その姿は、声に耳を傾け、思いを伝えてやるまで消えることはない。 人と違う能力に苦しむ真言を、妻の絵梨(和久井映見)は「声を聞いてあげなさい」と優しくたしなめる。 しかしその妻も、半年前に交通事故でこの世を去っていた。 絵梨は何を伝えたいのか。 苦しむ真言の前に、ある悲しい事実が浮かび上がる。
おススメ度 ⇒★★(5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★☆
思いを残しこの世を去った人たちの、その姿が見える。 みんな東山紀之演じる監察医の真言に無言の訴えかけをし、この世に思いを残さず彷徨わずに逝きたいと思う。 そんな特殊な能力も他人のことであれば美しい話なのだが、実際に亡くなった自分の妻の死ぬ前の時間を知ることとなったとき、今までの普通の状態でいれるわけがない。 見えなくていいものが実際愛した妻の過去として色あせずに見えることにより、自分らしくいられなくなると同様、いやそれ以上に問いただせない現実の重さを知ることになる。 人への余計なおせっかいが今度は自分に降りかかってくることを予期できないで、尋常ではない状態に陥ってしまう。 人間である以上、あるいは夫婦である以上、お互いの知らない時間の裏側を見てしまった気になる。 それは生きていても見えなかったのかもしれないし、見えなくて死んでいったほうが幸せなのかもしれないが、この映画を観て号泣する女性の姿を見て、何故そこまで泣けるのかよくわからなかった。 君塚さんの脚本は好きだが、あまり深くは入れ込めなかったのが少し残念だった。
やはり女性向の作りになっていたのでしょうかね~
「妻がしたことだから」という言葉で、そこまで愛してくれる男性を表現したというか、なんというか・・・
自分も一応女性ですが、向かなかったみたいです。>女性じゃないのかも?
河合美智子には、泣かされたけど、あの主たる夫婦には、疑問しか残らなかったし、「本当の愛」とは違うと感じています。
本当に愛していたら、不倫なんかすべきじゃないし、するならきちんと別れるべきだというのが個人的な見解です。>異なるご意見もたくさんあるとは思いますが…。
人って、そんなに「孤独」に弱いものなのかな~?
エピソードやドラマよりも、
セットだとか、花火だとか、セリフまわしだとか、キャスティングだとか・・・、
いろんなものが気になってしまって、ダメでした。
私もこの作品前半(女の子)の話まではグットきてましたけど後半、東山さんの間が長い気が・・・
次に観たい映画はコーラスです!!かなり期待しています。私もTBしときます
その狙いが観客動員につながっているのでしょうかねぇ^^
客席は確かに女性が多かったですが、あんまり客数は
入っていなかったですねぇ(笑) ?!
孤独ですかぁ・・・
なってみないとわかりませんが、
孤独でなくても、人の“温かい愛”が
ほしい場合もありますよね^^
そうですか、残念でしたね^^
本当のところはよくわかりませんが、
実際に死に切れない人が見えるとすれば、
ある意味凄いことだと思いますが。。。
死にキレずに訴えている人たちの話にもっと深みを
持たせることが出来たら、
もっと感情移入することができたと思うのですが・・・
室井滋さんの演技だけが唯一の救いでした。
全体的に中途半端な感じがしましたね^^
ひとつひとつのエピソードの輪郭をもっと詳細に
描き出せば面白い作品なんでしょうが^^