□作品オフィシャルサイト 「サイドウェイズ」
□監督 チェリン・グラック
□原作 レックス・ピケット
□脚本 上杉隆之
□キャスト 小日向文世、生瀬勝久、菊地凛子、鈴木京香
■鑑賞日 11月6日(金)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
人生は出会いと別れ。
そんな大なり小なりの繰り返し。
伝えきれない“想い”は想い出にとどまるものと、
心のどこか片隅で、細く揺れるロウソクの灯りのよう。
若いころはそれを恋とも知らず、歳を重ねてあのときの自分の本心に気付く。
何かのキッカケで瞬間的に大きく盛り上がる。
冴えない脚本家の道雄(小日向文世)と、ナンパな大介(生瀬勝久)は。
結婚式前のワイン選びと称して大介は道雄をロスに呼んだがそれは真っ赤なウソで、
マリッジブルーを装いラスベガスへ誘う。 しかしながらの結局ナパ・バレーへの男二人のドライブ旅行に。
そしてその道中で道雄は20年ぶりに片想いの麻有子(鈴木京香)と再会する。
内気で割り切れない道雄と天真爛漫ナンパな大介とは水と油。 しかしながらそこに
菊地凛子が絡んでいろんな展開をさせる。
ハリウッド映画『サイドウェイ』のリメイクだが、カリフォルニアの風景の中で、日本人の1週間のロードムービー。
クスクスものの小笑いがあり、ぶどう一杯の大地で全編ほのぼのとした展開にはなっているが、
特に大きな感動を生むわけでもなく、淡々と進む展開に面白い変化もなく、
ただ舞台が日本でなかったことが救いだったのかもしれない。
もちろん、小日向・生瀬コンビの会話は二人のこれまでのキャリアから楽しませてもらえたし、
麻有子を演じる鈴木京香のファーストシーンは化粧が濃くて誰だか分らなかったし(笑)、
とりわけ菊地凛子はこのミドルエイジの中にあって、いい潤滑油になっていたことは間違いない。
彼女だけが違和感なかった感じ(笑)
所詮、「キスはキス」だもん・・・たしかに。
余談ですが、
昨日、横浜に向かう京急電車の中の、読売新聞「編集手帳」の広告に、
こういうコピーがされていました。
万葉集には、
「恋」という言葉に、
「古非」や
「古比」に交じって
「孤悲」とあてた歌がある。
なるほど、
いつの世も
ひとり悲しむものである。
道雄の「恋」はどの字をあてればいいのかな(笑)
>この凛子ちゃんはよかったですねえ。
ですよね~
>ペ・ドゥナの役できるのは、彼女しかいないかも・・と思ったのは、これ見たからかな。
なるほど。
でもラブドールには少し顔がキツイのでは(笑)?!
>でも、生瀬さんも、もうすぐ50なんすよね。
やっぱ、ちょっと無理がありましたよねえ。
もうちっと分別あるやろって!
軽いノリだけでいくなら、他にもいけそうな役者がいるとは思いますが。
>あんまりリメイクする意味が見いだせなかったです。
たしかに、そうですね(笑)
昨夜、「サイドウェイ」を観てましたが^^
ペ・ドゥナの役できるのは、彼女しかいないかも・・と思ったのは、これ見たからかな。
でも、生瀬さんも、もうすぐ50なんすよね。
やっぱ、ちょっと無理がありましたよねえ。
もうちっと分別あるやろって!
あんまりリメイクする意味が見いだせなかったです。
>万葉集から引用とは詩人ですね~(^^)
いや、たまたま車内広告を見ただけで(汗)
>恋人をイモ(妹)なんていう時代で、なんちゅう遠まわしなって思っちゃいますが、私は道雄の恋はそれと同じでひらがなで「こひ」かなーって思いました。
なるほど^^
それ、グッドですね!
>旧かなづかいが古臭い上にまどろっこしいいでしょ。でもシャイにもみえるし(笑)
もっと探せば何か道雄にピッタシの「恋」がありますかね(笑)?!
万葉集から引用とは詩人ですね~(^^)
恋人をイモ(妹)なんていう時代で、なんちゅう遠まわしなって思っちゃいますが、私は道雄の恋はそれと同じでひらがなで「こひ」かなーって思いました。
旧かなづかいが古臭い上にまどろっこしいいでしょ。でもシャイにもみえるし(笑)
>なんだかレンタカーを借りてツレアイとゆったりとカリフォルニアを旅行したくなりました。
理由は何であれ、旅は心を豊かにしてくれますよね^^
>私くらいの歳になると ちょっとセンチメンタルジャーニーにあこがれちゃったりするんです。(笑)
私くらい・・・と言うところはツッコでみたいところですが(笑)
>主演のふたりは さすがでしたね~
一癖二癖三癖ぐらい(笑)
>音楽も私の好きなジェイク・シマブクロだったので 私は結構楽しく鑑賞しました。
彼の音は日本人好みの音ですよね^^
私くらいの歳になると ちょっとセンチメンタルジャーニーにあこがれちゃったりするんです。(笑)
主演のふたりは さすがでしたね~
音楽も私の好きなジェイク・シマブクロだったので 私は結構楽しく鑑賞しました。
>オリジナル版はすごく好きで、DVDも持っているのですが、それゆえにこのリメイク版はどうだろうと思っていました。予告編はあまり好印象がなかったし・・・
面白いというほどのものではないですが、役者の個性はそ出ていましたね^^
>菊地凛子さんがいいんですね、なら彼女を見に行こうかなあ?
DVDが出てからでもいいでしょうが、このサイズだと劇場のほうがライヴ感はあるかもしれません。
>遠い昔の古い恋は干からびてる~(キャーゴメンナサイ)
あらら(笑)
>ええ年したオッチャン2人はどっちも時間が巻き戻ってる。足が地につかないロマンチストと浮気男に対してオンナ2人は現実と戦ってる。夢の次元も姿勢も違う。
文字通りタイムアフタータイム
確かにそういうことですが。
>何かに気がつこうが悟ろうが多分彼らは変わらない。「何度も何度でも」 不器用に同じ事を繰り返して生きてくような気がしました。
それもまたその人らしさ。
そうですね。 誰しもあるある回顧を切り取ったような映画でした。
>ウダウダ書いたけど実際のとこは男2人のコントが面白く菊池凛子がえらくキュートだったのでそれで十分楽しめました
そうですよね~
何かを求めることではなく、キッカケとして自分に置換して楽しめる作品だというところでしょうか^^
菊地凛子さんがいいんですね、なら彼女を見に行こうかなあ?
遠い昔の古い恋は干からびてる~(キャーゴメンナサイ)
ええ年したオッチャン2人はどっちも時間が巻き戻ってる。
足が地につかないロマンチストと浮気男に対してオンナ2人は現実と戦ってる。夢の次元も姿勢も違う。
文字通り
タイムアフタータイム
何かに気がつこうが悟ろうが
多分彼らは変わらない。「何度も何度でも」
不器用に同じ事を繰り返して生きてくような気がしました。
それもまたその人らしさ。
ウダウダ書いたけど
実際のとこは
男2人のコントが面白く、
菊池凛子がえらくキュートだったので
それで十分楽しめました。