京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『お母さんが一緒』

2024-07-28 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「お母さんが一緒
□監督 橋口亮輔
□脚本 ペヤンヌマキ、橋口亮輔
□原作 ペヤンヌマキ
□キャスト 江口のりこ、内田 慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)

■鑑賞日 7月20日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

ペヤンヌマキ主宰の演劇ユニット「ブス会」が、2015年に上演した

同名舞台を基に橋口監督が自ら脚色を手がけた作品。

親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。
長女・弥生を江口のりこ、次女・愛美を内田 慈、三女・清美を古川琴音が演じる。
それぞれにコンプレックスを持ちつつも「母親みたいな人生を送りたくない」という三姉妹。

清美がサプライズで呼んだ恋人タカヒロ(青山フォール勝ち)が来たことから
事態は思わぬ方向へ。
まるで温泉旅館で三姉妹が繰り広げる小さな吉本新喜劇のようなもの(笑)。
三人三様でぶつかり合うのは当然のようで、その様子がコミカルに描かれていた。
実際「お母さん」は登場しないのだが、「母親みたいな人生を送りたくない」と、
三姉妹が言うから想像はつくものの、やはりここは俳優を使って登場させないのが正解。
長女・弥生を演じる江口のりこは『あまろっく』の演技で評価できたが、
今回も正統派江口のりこでこういう役どころが合っているのかも(笑)

今回上手いと思ったのは三姉妹の次女を演じた内田 慈。
彼女が次女で長女・三女の間で上手く立ち回りながら、
僕は男兄弟だからわからないけど、三姉妹の真ん中ってこんな感じなのかと、
そんな風に想像させる演技だったように感じた。
きっと男三人の兄弟だったら、映画としては面白くないかも(笑)


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