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金山のまぼろし

全力で生きる!!

250 走らない時、速くなる

2022-12-17 20:05:59 | 幻の走り屋奮闘記エピソード3

 

 

クラッシュする前は自分のテクニックアップ理論とは反し、毎夜、金山を走っていた。


理論の中には“2日に1回走るのがベスト”というものがある。


しかし、走るのが面白かったので、毎日走っていた。

 

走り屋でやる気のある人たちは毎晩数時間走り込みをしている話をよく聞いていたが、僕は考えが違って一晩の走行時間は30分から長くても1時間以内を意識していた。(当然、雨の日は暗くなったら金山に行き、雨が止むか、横ヤリが入るか、もしくは寝る時間が迫ってきたら帰ることにしていた。)

 

理論『走らない時、速くなる』を念頭に置いて生活していた。


矛盾そうだが、大切な心構えであるとも思っている。

 

 

僕は回りと比べると2年スタートが遅い20歳で走り屋を始めた。

 

それに加えて仕事が嫌いだから転職を繰り返してお金が無いし、才能も無い。
当初は安月給が続いていた。

走るのも怖かった。というか峠で速い車にアオられるのが凄く怖かった。

 


そんなこともあって、『走らない時、速くなる』を考えていたのかもしれない。

 

 

『走らない時、速くなる』理論には僕が見つけたエビデンスがあった。

エビデンスじゃなくて推察というのかもしれないが。

 

それは僕のボディビル理論から派生している。

 

 

ボディビルで筋肉を大きく発達させる為に“刺激(負荷)”“栄養”“休息”の3つが必須であることが分かっている。

 

走り屋である僕がテクニックをアップさせようとした場合“刺激(負荷)”は“攻める”である。

ボディビルの刺激は100%の強度でなければ筋肉に刺激が入らない。

だから、速くなりたいのなら100%で攻めることが必要だと考えていたのだ。

 

走行時間についても長くダラダラ走るのは強度が下がってしまうので、MAXで走ってすぐ帰るのが良しとしていた。

ボディビルの筋肉への刺激は強度が高ければ高いほどに発達を促せるはずだ。

 

 

そして、“栄養”については攻めた時に酷使した脳や体の組織で消費された栄養の補充が攻めた後に必要だと考えていた。

 

 

“休息”についてはボディビルでは腕の筋肉に刺激を入れたら2~10日は腕を休ませることで筋肥大していく。

なので、攻めた時に酷使した特に脳が回復する為に1日くらい回復日(休息日)を設けて2日に1回走るのがいいのではないか、と考えていた。

 

脳は疲労から回復した時に進化するのだ。(一晩寝れば回復するのかもしれないが‥。)

 

 

休息日については守れていなかったが、これが僕のテクニックアップ論『走らない時、速くなる』だ。

 

 

でも、こうやってハチロクが潰れている状態で走れないのでは速くなるはずもない。

 

そんな気持ちとは裏腹に、わずかながら僕の心の中に『安堵感』があることに気付いた。

 

これは‥ハチロクをダメにしてしまったから、当然ながら今は限界で攻められないことからの安堵感を感じているのかもしれない。

 

 

‥‥いっそのこと、走り屋辞めるか?

 

それは、考えたこともなかったな‥。

 

 

限界領域で攻めるのが怖くても‥、これからもその辞めるという選択はない。

 

 

‥‥‥そういえば、ボディビル理論の確認の為に僕は走り屋を始めた部分もあったな‥。

 

でも、今まで速くなる為にボディビル理論を使ってきていたように思う。