伊那に新たなお産の場
27日開業 里帰り出産も受け入れ
半年後めどに体外受精も
伊那市日影に27日、産科・婦人科の「菜の花マタニティクリニック」が開業する。場所はベルシャイン伊那店近くの市営青果市場跡で、年360件程度の分娩を取り扱い、半年後をめどに、上伊那地方では珍しい体外受精にも取り組む方針。開業準備に追われる産婦人科医の鈴木昭久さん(44)=駒ケ根市=は「出産や妊娠に関わる不安、ニーズに応え、地域に根付いていきたい」と話す。
伊那中央行政組合(伊那市、箕輪町、南箕輪村)運営の伊那中央病院(同市)が里帰り出産を受け入れていないなど、上伊那は産科医療態勢に課題を抱える。同クリニックはリスク(危険性)の低い分娩中心で、リスクの高い分娩は同病院と連携を図る。上伊那の分娩を主に支える同病院の負担軽減も期待されている。
鈴木さんは根羽村出身で、元飯田市立病院婦人科部長。クリニックの医師は鈴木さんと非常勤女医の2人態勢だ。妊婦らに寄り添えるよう、助産師外来を充実。妊婦が自由な姿勢で出産する「フリースタイル分娩」を取り入れ、里帰り出産も受け入れる。
畳を敷いた分娩室の横には風呂場もある。「分娩は妊娠した女性にとってクライマックス。リラックスできる環境を用意したい」と鈴木さん。家族の絆を深めてもらう狙いで、プライバシーに配慮した個室を15室(洋室11、和室4)設けた。
鈴木さんは「ここでのお産に共感してもらえるスタッフにさらに加わっていただき、将来は分娩の数も増やしていけたらいい」と話している。25日に完成式と内覧会、26日に分娩説明会を開く。
2015年7月4日(土) 信濃毎日新聞より
27日開業 里帰り出産も受け入れ
半年後めどに体外受精も
伊那市日影に27日、産科・婦人科の「菜の花マタニティクリニック」が開業する。場所はベルシャイン伊那店近くの市営青果市場跡で、年360件程度の分娩を取り扱い、半年後をめどに、上伊那地方では珍しい体外受精にも取り組む方針。開業準備に追われる産婦人科医の鈴木昭久さん(44)=駒ケ根市=は「出産や妊娠に関わる不安、ニーズに応え、地域に根付いていきたい」と話す。
伊那中央行政組合(伊那市、箕輪町、南箕輪村)運営の伊那中央病院(同市)が里帰り出産を受け入れていないなど、上伊那は産科医療態勢に課題を抱える。同クリニックはリスク(危険性)の低い分娩中心で、リスクの高い分娩は同病院と連携を図る。上伊那の分娩を主に支える同病院の負担軽減も期待されている。
鈴木さんは根羽村出身で、元飯田市立病院婦人科部長。クリニックの医師は鈴木さんと非常勤女医の2人態勢だ。妊婦らに寄り添えるよう、助産師外来を充実。妊婦が自由な姿勢で出産する「フリースタイル分娩」を取り入れ、里帰り出産も受け入れる。
畳を敷いた分娩室の横には風呂場もある。「分娩は妊娠した女性にとってクライマックス。リラックスできる環境を用意したい」と鈴木さん。家族の絆を深めてもらう狙いで、プライバシーに配慮した個室を15室(洋室11、和室4)設けた。
鈴木さんは「ここでのお産に共感してもらえるスタッフにさらに加わっていただき、将来は分娩の数も増やしていけたらいい」と話している。25日に完成式と内覧会、26日に分娩説明会を開く。
2015年7月4日(土) 信濃毎日新聞より
新聞協会賞などを受賞
講談社文庫から出版
本紙社会面で昨年1~6月に連載したルポルタージュ「温かな手でー出産を支える社会へ」が講談社文庫から出版され、16日までに県内外の書店に並んだ。
「温かな手で」は、女性の晩婚化、出産の高齢化に伴って技術が進む不妊治療や、胎児の病気や障害が分かる出生前診断を前に、葛藤し、決断を迫られる地方の夫婦らをルポ。海外の生殖医療ビジネスの実態も伝えながら、命の尊厳を問い、少子化の重荷を女性だけに背負わせない社会への転換を提案した。
連載は、2014年度新聞協会賞(編集部門)とファイザー医学記事賞優秀賞を受賞した本紙キャンペーン報道の柱。講談社文庫では、78回のルポを全話収録した。
16日、長野市のJR長野駅前の平安堂長野店で、店頭に並んだ本を見た男性(40)は、夫婦で4,5年にわたる不妊治療を経験し、本紙連載も読んでいた。
「治療のために仕事を休まなくてはならないことなど、まだ一般に理解されていない。悩みを抱える夫婦の実態を多く人に知ってほしい。」と話していた。
文庫のタイトルは「不妊治療と出生前診断 温かな手で」。 285ページ、定価810円(税込)。
2015年3月17日(火)信濃毎日新聞より
講談社文庫から出版
本紙社会面で昨年1~6月に連載したルポルタージュ「温かな手でー出産を支える社会へ」が講談社文庫から出版され、16日までに県内外の書店に並んだ。
「温かな手で」は、女性の晩婚化、出産の高齢化に伴って技術が進む不妊治療や、胎児の病気や障害が分かる出生前診断を前に、葛藤し、決断を迫られる地方の夫婦らをルポ。海外の生殖医療ビジネスの実態も伝えながら、命の尊厳を問い、少子化の重荷を女性だけに背負わせない社会への転換を提案した。
連載は、2014年度新聞協会賞(編集部門)とファイザー医学記事賞優秀賞を受賞した本紙キャンペーン報道の柱。講談社文庫では、78回のルポを全話収録した。
16日、長野市のJR長野駅前の平安堂長野店で、店頭に並んだ本を見た男性(40)は、夫婦で4,5年にわたる不妊治療を経験し、本紙連載も読んでいた。
「治療のために仕事を休まなくてはならないことなど、まだ一般に理解されていない。悩みを抱える夫婦の実態を多く人に知ってほしい。」と話していた。
文庫のタイトルは「不妊治療と出生前診断 温かな手で」。 285ページ、定価810円(税込)。
2015年3月17日(火)信濃毎日新聞より
明日から3月・・・卒園式、卒業式もすぐですね。
そんななか、インフルエンザもまだまだ猛威をふるっております。
体調崩さないよう、体調管理には充分気をつけたいですね
3月定例会(茶話会)
○3月14日(金)AM9:30~
○松川町公民館2F小会議室
お気軽にお出かけくださいな。
そんななか、インフルエンザもまだまだ猛威をふるっております。
体調崩さないよう、体調管理には充分気をつけたいですね



○3月14日(金)AM9:30~
○松川町公民館2F小会議室
お気軽にお出かけくださいな。
新年のごあいさつもせずに、2014年も一ヶ月経ってしまいました。
昨年は、【産む】ことにはじまり 子育て・社会復帰・介護など、私達母親を取り巻く環境の中で、もっと広く、深く社会との関わりを持ち、一団体として何かの、誰かのお役に立てたらと考え、会の名称を『心ある母さんの会』といたしました。
昨年に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
定例会(茶話会)のお知らせ
○2月21日(金)AM10:00~12:30
○松川町中央公民館 小会議室
お気軽にお出かけくださいな。
昨年は、【産む】ことにはじまり 子育て・社会復帰・介護など、私達母親を取り巻く環境の中で、もっと広く、深く社会との関わりを持ち、一団体として何かの、誰かのお役に立てたらと考え、会の名称を『心ある母さんの会』といたしました。
昨年に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


○2月21日(金)AM10:00~12:30
○松川町中央公民館 小会議室
お気軽にお出かけくださいな。





10月定例会のご案内です。
今月の定例会は、フリーの助産師さん、栄養士さんが時間の都合が合えば参加してくださる予定です。
お気軽にご参加くださいな(^^)