新聞協会賞などを受賞
講談社文庫から出版
本紙社会面で昨年1~6月に連載したルポルタージュ「温かな手でー出産を支える社会へ」が講談社文庫から出版され、16日までに県内外の書店に並んだ。
「温かな手で」は、女性の晩婚化、出産の高齢化に伴って技術が進む不妊治療や、胎児の病気や障害が分かる出生前診断を前に、葛藤し、決断を迫られる地方の夫婦らをルポ。海外の生殖医療ビジネスの実態も伝えながら、命の尊厳を問い、少子化の重荷を女性だけに背負わせない社会への転換を提案した。
連載は、2014年度新聞協会賞(編集部門)とファイザー医学記事賞優秀賞を受賞した本紙キャンペーン報道の柱。講談社文庫では、78回のルポを全話収録した。
16日、長野市のJR長野駅前の平安堂長野店で、店頭に並んだ本を見た男性(40)は、夫婦で4,5年にわたる不妊治療を経験し、本紙連載も読んでいた。
「治療のために仕事を休まなくてはならないことなど、まだ一般に理解されていない。悩みを抱える夫婦の実態を多く人に知ってほしい。」と話していた。
文庫のタイトルは「不妊治療と出生前診断 温かな手で」。 285ページ、定価810円(税込)。
2015年3月17日(火)信濃毎日新聞より
講談社文庫から出版
本紙社会面で昨年1~6月に連載したルポルタージュ「温かな手でー出産を支える社会へ」が講談社文庫から出版され、16日までに県内外の書店に並んだ。
「温かな手で」は、女性の晩婚化、出産の高齢化に伴って技術が進む不妊治療や、胎児の病気や障害が分かる出生前診断を前に、葛藤し、決断を迫られる地方の夫婦らをルポ。海外の生殖医療ビジネスの実態も伝えながら、命の尊厳を問い、少子化の重荷を女性だけに背負わせない社会への転換を提案した。
連載は、2014年度新聞協会賞(編集部門)とファイザー医学記事賞優秀賞を受賞した本紙キャンペーン報道の柱。講談社文庫では、78回のルポを全話収録した。
16日、長野市のJR長野駅前の平安堂長野店で、店頭に並んだ本を見た男性(40)は、夫婦で4,5年にわたる不妊治療を経験し、本紙連載も読んでいた。
「治療のために仕事を休まなくてはならないことなど、まだ一般に理解されていない。悩みを抱える夫婦の実態を多く人に知ってほしい。」と話していた。
文庫のタイトルは「不妊治療と出生前診断 温かな手で」。 285ページ、定価810円(税込)。
2015年3月17日(火)信濃毎日新聞より