『お日柄もよくご愁傷さま』

夕食後に見る。

喜劇とのことであったが、次々と起きる出来事はありえないほどの騒動で表面的にとらえればドタバタ劇なのかもしれない。
しかし、てんこ盛りの予期せぬ出来事の連続であるが内容そのものは実にシリアスなことだと思う。

慶事と葬祭が重なることは別に珍しいことではない。私も経験している。
それくらい日常的な事なのだが、それをもっと膨らますとこういう映画になるのかも知れぬ。
ストーリーがブチ切れ状態になる怖れに対してうまく展開させているのは見事だ。

アフレコなのかよくわからないが声の音量が大きかったり小さかったり加齢の耳には聞き取りにくかった。
特に橋爪功の怒声と普通の話し方の音量差に違和感があった。口元を見ていると口の開き方に大差ないのに何で声の大きさに差があるの？と。

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スタッフ
監督 和泉聖治
脚本 布勢博一
キャスト
田中和夫 橋爪功
田中佳菜子 吉行和子
田中瞳 新山千春
田中源三郎 松村達雄
製作年 1996年
上映時間 105分