『パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト』 （Gyao！）

暑い日が続き朝散歩で午前中が終り午後をどう過ごすか。
拙い頭で考えられるのは、
録り貯めた映画を見ること、
若いころ読んだ本を読み返すこと、
お気に入りの音楽に浸ること、
数独で頭を疲れさせること、
酒でも飲みながらうだうだとネット検索すること、
他に何があろうか？
使わない物の整理・処分をと言われるが気が乗らない。
要は好きな事、やりたいことに時間を使いたいんだな。

無料映画の「Gyao!」で新着をチェックし見たいものをリストしているが、
見るのに1，2時間とかかるのでその気にならないと視聴もままならない。
そのうち配信期限切れになってしまうのも致し方ない。

今日のチェックでサイクリストに関する映画が目に留まった。
パンターニという人の名前は知らなかった。
副題の「海賊と呼ばれた」は何か石油関係の人の名前を想起する。

1時間半ほどの映画だったので見る気になった。
自転車レースではアームストロングは知っていたがその前に勇名を馳せた人のようだ。
とにかく上り坂に抜群の力量を発揮し勝利を手にする人のようだ。
時速40㎞で駆け上がり100㎞で駆け下るというのが想像もできない。
鎬を削るプロの世界で彼を取り巻く多数の思惑も絡み大変だったことも覗わせる。
そういうプレッシャーの中で若くして世を去るまでがドキュメンタリーとして描かれている。
一気に見終えたし良い内容だったと思う。
プロはそれでお金と名声を目的にするがアマはそれで楽しむことを目的にする。
私が自転車に乗っていた時は下りを楽しむために時間をかけて坂をひいひい上っていたものだ。
懐かしい。
それにしても、自転車で大けがをしながらリハビリに励み再起し結果を出せるなんて意志が強いんだな。
こういう挫折を経験しても立ち直る力を持つことは自分としても記憶しておきたい。
その意味で若くしての死は惜しまれる。

自転車レースにはあまり関心はないがこれは見る価値のあるドキュメンタリー映画だ。

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原題：Pantani: The Accidental Death of a Cyclist
監督：ジェームズ・エルスキン
制作年：2014年
制作国：イギリス
国内上映日：2015年11月28日
上映時間：92分

キャスト：
マルコ・パンターニ
グレッグ・レモン
ブラッドリー・ウィギンス
ランス・アームストロング