With the I Ching

易経や四柱推命、暦、占星術などの運命学の記事がメインです。

網膜剥離

2010-07-13 23:16:40 | 日記/随筆
僕のことじゃありません。
父親のことです。

そんな親父が今日、病院から「明日、退院できる」と電話してきました。
6月29日に左目の網膜剥離で再入院してから2週間ほど。ようやくの退院です。

2009年の春先に眼球と視神経を繋ぐ部位に穴が開いたとかで手術後そのまま入院したのですが、その後のケアを怠りがちだったためか、症状は悪化。結果として、再手術&再入院となったのでした。
話によると、かなり酷い部類にまで進行していたらしく、これから視力が回復することは望めず、もしかしたら失明するかも、とのこと。

そうなると、当然、クルマの運転もできないだろうし、右目は見えるとは言っても、距離感がつかみづらいので何かと日常生活に支障がでるかもしれない。本人が求める限り、なるべくサポートしていきたいとは思ってます。

個人的にも、占星術的にみて僕も視力を弱くしてしまう傾向があるので(現に今も0.1あるかどうかなのですが)、いずれ親父のように視力を失ってしまう可能性もなくはありません。あまり酷使しないように気をつけなくてはならないんだろうけど、ついPCに向かって何かを書いたり、誰かのサイトやブログを読んだりしてしまいます^^;

考えてみれば、僕らは普段の生活の中で、自分が思っている以上に「見る」ことの恩恵を受けているわけで、五官の内、目という感覚器官が損なわれることほどショックなことはないかもしれません。

今、「20.風地観」の解釈に取り組んでいる最中ですが、ちょうど「見る」「観る」という意味合いを持つ卦です。ついでなので、以前に書いた大意に追記しようかと思って書いた文章をここに載せます。

「観は、あらゆる意味での「みる」ことに関係した卦です。見る、視る、観る、診る、看る…。さらには、眺める、顧みる、調べる、洞察する、分析する、鑑定する、覗(覘)く、印象を感じ取る、事物や生き物の状態・行動などを注視する、判断する、理解する、解釈する、ものの見方・考え方を示す、評価する、占う、状況分析や統計から予測する、結論をみる、面倒をみる(世話を焼く)、誰かや何かに会う…。つまり、単純に視覚的に見るだけでなく、内視鏡やX線透視のように物事の内側を調べたり、相手の長所や短所を見抜いたり、心理や感情を把握したり、人物や事態を監視したり、自分自身の生活を省察したり、世相を眺望したりと、様々な意味合いが含まれているわけです。そうした内容を「観」の一言で表現していると考えれば、より幅のある見方ができるだろうと思います。」


最近は、英語版のブログも始めてしまったので、日本語版の方がおろそかになりがちです^^; うまく両立できるように時間を振り分るすべを身につけないといけませんね。

ただ、このブログで記事として取り上げるために英語のサイトを調べたり、自分で英語版ブログを作ったり、Jangoで知り合った外国の人と英語でメールしたりしている内に、また少し英語を学ぶことが楽しくなってきました。思えば、英文を読むのがだいぶ苦ではなくなってきた気がします。

それと同時に、今の自分の力量が分かってきました。ネイティブの表現を読んで「ああ、こんな言い方ができるのか」と驚いたり、「あーもう、なんでこんな簡単な文章(あくまで日本語で簡単という意味ですが)も作れないんだー」と自分に腹が立ってしまったり。

もっと学んで、しっかり身につけたいと思うようになりました。

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