With the I Ching

易経や四柱推命、暦、占星術などの運命学の記事がメインです。

今日から旧暦11月(11/28~12/26)です。

2008-11-28 12:18:09 | 占星術

皆さん、お久しぶりです。

個人的な事情から、丸々一ヶ月もお留守にしてしまいました。更新を楽しみにされていた方がいましたら、ごめんなさい。

この間、少しだけですが、英語の勉強も進みました。多くの時間を再度、基礎の勉強に充てて土台固めを図ったオカゲで、以前よりも英語の骨格に対する理解とか感覚がよくなったような気がしています。 英語のコラムなどについては、また日を改めて書いていこうと思っていますので、また楽しみにしていてください。

ところで、タイトルにも書いたように今日から旧暦11月に入りました。旧暦の初めは常に新月となりますので、覚えておくといいと思います。

そういえば今日は28日ですが、12月1日の夕方には、月と金星と木星が同じ方角(南西の空)に並んで見える現象が起きます 何年か前にも見た記憶がありますが、とてもキレイでした。天気が良ければいいんですが。

それはそうと、今日は、久々に占星術の記事でも書こうと思います。いつものように東京の新月図を出してみました。 クリックすると大きいサイズが見れます。



東京の場合では、さらに言うとプラシーダス方式の場合では、ちょうど新月が3ハウスのカスプにONしてます。まあ、日本全体で言っても、ほぼ3ハウスに新月があると見ていいでしょうね。

なので、この一ヶ月の基本的な焦点は、3ハウスが示す事柄にそこに参加する惑星の意味や、ハウスの新陳代謝(いわゆるハウス間の相互の流れ)が合わさったものということになりそうです。(日本に限定すれば、以下に書く10ハウスもポイントです。)

それで、以前の記事にも少し書いたんですが、今月は日本の始原図の天頂の位置に新月が来るので、政界にフォーカスされやすい時期でもあります。ちょうど、党首討論が行われる時期と重なったのも偶然ではないということです。

次の画像はその、日本の始原図と今の新月図を重ねたものです。



MCのほぼ真上に、火星と水星を引っ提げた形(コンジャクション=0度)で存在しています。野党は4ハウスで示されるので、その支配星の水星が10ハウスの与党の党首に切り込んでいる形(火星)。これは激しい論争となりそうな気配。ただ、10ハウスの支配星の木星は12ハウスに隠遁しているので、失言問題などを鑑みてちょっと腰が引けているのか、あるいは何か裏を秘めているのか・・・。

加えて、国の様々なお偉方の動向も気になるところです。つまり政界だけでなく、天皇家に関することとか、有名企業の経営陣の様相とか。

あとは、3ハウスの新月と言うことを考えると、マスコミとそれらの関係とか、近隣諸国との関係、それから社会的流行性のあるものとの関係とか。

アスペクトの面では、6ハウスにあるN土星に120度、8ハウスのN海王星と60度。ついでに、日本のASC(国民)とは72度のクインタイル。(そういえば、「国民が関わってくるという意味では、解散総選挙もあり?」という読みを、夏頃にこの新月図を見たときにしていたのを思い出します。)

イージーなアスペクトは吉だという見方がありますが、状況が柔らかくなる面はあっても、それが良いかどうかとは別問題です。ルーズであるよりも切羽詰った状況になるほうが、事態の解決に動く率が高くなるので良いという逆の働きもあるからです。・・・もっとも、互いに緊張した膠着状態よりは、若干ナナメに構えたほうがスムースに行きやすいということもあるでしょうけど。

それはそうと、6ハウスと10ハウスは共に職、つまり労働者と雇用主に関するハウスなので、近々3万人(以上?)とも予想されている失職者のことが非常に気になります。というか、僕自身も契約社員で二度働いていた経験があるので、非正規労働者の置かれている立場は重々分かっています。

土星は基本的に「削減」を意味する星なので、経営陣にとっては良い効果(吉)はあっても、社会(国)全体や労働者個人にとっては死活問題(凶)になりかねません。というのも、これに抜本的な構造改革を示す冥王星も絡んでいるからです。

これはこれで大変な問題ですが、今は日本のホロスコープを読むよりもアメリカとか、爆破テロが起きたばかりのインドとか、もっと世界に目を向けたほうがいいのかもしれません。

ただ、こういうのは(日本のホロスコープの読解も含めてですが)一時的な判断でしかないので、正直あまり意味がないようにも思えます。ま、でも気が向いたら、もしくは要望でもあればやってみてもいいかなとは思います。

最後に、ホロスコープを見ていただくと分かると思いますが、ついに冥王星が「やぎ座」にイングレス(進入)しましたね。いよいよ、世界の抜本的な再構築(worldwide fundamental restructuring)が本格的に進んでいく時期に入ったということです。これからは、より一層、世界情勢の流れを見極める目が必要になりそうです。

※冥王星のイングレスとか逆行天体のこととかは、以前の記事に書いたので、必要ならば参照して下さい。(「カテゴリー」の占星術のところ)


さてさて、今回は一ヶ月ぶりの復帰ということで、ちょっと書く感覚が鈍っているというか、あまり調子よく書いていくことはできませんでした。でも、また少しずつ更新していこうと思っています。よろしくです。

それでは皆さん、月と金星と木星の共演、ぜひご覧下さいね~。
Bye for now(じゃあ、また)



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