With the I Ching

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まずは減糖、減塩、そして微糖、微塩という風に

2011-02-25 22:31:32 | 日記/随筆

この間、禁糖の話を少し書きましたが、だからといって、いきなりは無理です。

やればできる、というのは確かにそうなんですが、現実問題、自分はそれで良くても、周りとの折り合いがつきにくく、なかなか思うように実践は難しいと感じると思います。

なので、まずは減糖、減塩、そして微糖、微塩という風に制限していって、体を慣らすことが大切だと思います。しょっぱなから禁止すると、後でリバウンドも考えられるので、急進しないほうがいい、というのが僕の考えです。

今の社会は砂糖バンザイみたいな感じなので、一般的なレストランやファミレスで糖分や塩分の量を客側で指定できるところは、ほとんどありません。また、子供に与えるオヤツとしてのスナックも、その一つ一つに相当量の塩や砂糖が使われていることが多いですから、これもやはり問題があると思います。

というより、そういう菓子を日々当然として与え続けている社会や国が、徐々に衰退していくのは因果関係のなきことではないはず。オヤツの習慣は否定はしませんが、その内容は見直されなくてはならないものです。

また、同様に、食品添加物とか防腐剤、保存料、着色料、遺伝子組み換え、農薬などについても、現代の食生活においては、その全てを断つというのは至難の業です。現在のところ、大抵のものには使われていて、全く入っていないものを探し出すだけでも多大な労力を消費します。

それは、ちょうど食品アレルギーを抱えている親御さんのように、本当に厳選されたものしか見つからなくなる可能性があります。添加物などには害があると疑いつつも、そうしたものを完全に採らないというのも、かなり難しいことです。まずコンビニ弁当などは食べられないでしょう。

こうした事情は、ペットフードでも一緒ですが、こちらの場合は人間が食べる食品の基準とは違い、もっとずっと甘々なため、かなり怪しい製品が多く出回っているのが現状です。本当に良心的なペットフードを開発・研究されている企業は、おそらく数えるほどしかないのではないかと思えます。

もちろん、ちゃんとしたフードを作ろうとすれば、それだけコストも掛かるわけで決して安くはありませんが、愛する家族としてのペットを想うならば、よくよく調べてから選んだほうがいいのは言うまでもないです。色鮮やかなパッケージの見た目で判断したり、安さを優先して着色料や添加物や保存料が満載の大容量のフードを買い溜めしたり、というのは、やはりペットの健康を考えると良いことではないでしょう。

あれやこれやのフードを試してはガッカリすることもあると思います。我が家もそうでした。どんなに良いと評価されているフードでも、ペット一匹一匹で趣向は微妙に異なるものなので、思うほど食べてくれないこともあるからです。匂いを嫌ったり、味を嫌ったり、食感を嫌ったり(固過ぎたり柔らか過ぎたりで)、薬っぽさを感じたりと様々な理由が考えられます。

結局、うちのワンコは今18歳になろうとしていますが、高齢になってからは、質の良いとされるドッグフードをなるべく選ぶようにしつつ、それをお湯や薄めた牛乳でふやかしてあげたり、手間は掛かりますが手作りしてさっぱりしたものをあげるようにしてきました。

今は、ドライフードは固くて噛めないし、ふやかしても匂いが気になるのか口にしません。なので、ほとんど手作りか、たまに「とろみササミ」のようなウェットフード系をご飯に混ぜて与えることが多いです。体は老いで衰えてしまっても、食欲があって食べてくれる姿を見られるだけでも、飼い主としては嬉しい限りです。日がなお世話をするのは体力的にも精神的にも辛いと感じることはありますが、それでも、今の自分にとっての使命だと思うので、お別れの時までしっかり付き合っていこうと決めています。



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